※この記事は編集途中です。写真や文章がおかしい場合があります。
たくちゃん号(KV3サンバー)
・ミッション分解
オイルシールを交換したいんだけど・・・・シルビアみたいに外側からアプローチ
できない構造になってる(−−;)
ミッション周りってギアオイルが臭いからあんまり好きな部位ではないんだけど
仕方なく分解することに。
ミッション分解なんて10年ぐらい前にシルビアのをやった以来だぞ・・・・大丈夫
か!?
カバーをあける
シフトフォークのピンを抜く(2重になってる)
5速の27ミリのナットのカシメをおこして緩める。(ここでは緩めるだけ)
その際、ギアに割り箸突っ込んで回り止めにした。
トルクはそんなに高くないようでスピンナーだけで回った。
カウンターシャフト側のスナップリングを取り外す。
フタを取るとコッターが2枚あるので取り外す。
ギア全体を持ちフォークごと抜き取る。
バネでばびょ〜んと小さい部品が飛び出るのでなくさないよう注意。
ロックナット(27ミリ)のかしめをおこしてナットを取り外し、ギアを抜く。
C型スナップリングを外す。(穴がないから結構大変)
※写真はC型スナップリングはついたままです。
取り外した5速周りのパーツたち。
続いてレバーフォークを外す。
ピンを抜いてレバーを外し、フタを取り外す。
14ミリのボルトを緩める。
レバー全体を引き抜く。
チェックボールプラグを3つとも外す。
バネ、チェックボールを取りだす。
チェックボールは、こんな感じで奥の方に残っていることもある。(写真右側の穴)
こういう場合はマグネットで簡単に取り出せる。
ケースを固定しているボルトを全部緩めたらケースが外れる。
一箇所出っ張っているところがあるのでプラハンでコンコンたたくとパカッと外れ
る。ピンがさびていると抜けにくいのでCRCをさしておくと効果的。
ケースが取れたらクリスマスツリーのご登場〜♪
バックギアはシャフトごと引き抜くだけ。
フォークにあるピンを抜いてフォークと残りのギアを全部持ってコネコネすると
スポン!と抜ける。
今回ギア周りは何もしないので形を崩さないように保管。
デフ本体が見えるので上に引き抜く。重いから指を挟まないように注意。
デフサイドオイルシールを打ち抜く。
問題のオイルシールにアプローチするにはボールベアリングを1個抜かなければな
らない。
このベアリングを抜くにはパイロットベアリングプーラーが必要。
そんなの持ってない(´・ω・`)
ボールベアリングとは別にニードルベアリングもあるんだけど、そっちもパイロットベ
アリングプーラーがないと抜けそうにない。
ついでだからこいつぐらいは交換してやろう。
明日はアストロプロダクツへGO!だな。
カテゴリー: エンジンO/H
各種部品洗浄
たくちゃん号(KV3サンバー)
・各種部品洗浄
部品が届くまでの間にいろんなパーツの洗浄をした。
まず、インマニ。
インテークポートタールでべったりだったのでインマニ内も・・・・と思ったら
軽くカーボンがついている程度だった。
キャブレターと分離してメタロンにドボン♪
次にサーモスタット。
分解して状態を見てみたけど、きれいなもんだった。
まだまだ使えそう。新品用意しちゃったし一応予備でもっておくかな。
シール材はなくゴムパッキンだった。
一応、オイスストーンで軽く摺って面を出しておいた。
そしてメタロンにドボン♪
ホース類は全交換予定。
位置がわかるように取り外す前に写真を撮影。
バルブすり合わせ
たくちゃん号(KV3サンバー)
・バルブすり合わせ
ポート研磨も終わったのでバルブのすり合わせをした。
バルブのステム部分にCRC吹いて、カサ部分にバルブコンパウンド荒目をつ
けてタコ棒ですりすりパンパン♪
・・・・・・・・・・気が遠くなりそうなので手抜きします。
バルブを入れて、バルブの先端にバキュームホースをすぽっ♪
反対側にドリルの刃をすぽっ♪
電動ドリルにつけてぶい〜〜〜〜ん!!
回してはパンパンと引っ張る。
超ラクチン♪
音がキンキン!という甲高い音になったらバルブの当たり面をチェック。
1回目。バルブコンパウンドは荒目。
まだまだポツポツと巣穴のようなのが見える。
2回目。まだ荒目。巣穴は消えた。
3回目。細目にチェンジ。
十分な当たりが出たっぽい。当たり幅は1ミリちょっと。ちょっと広いかな?
バルブ側だけでなくヘッド側もチェック。
パッと見た感じ問題なさそうなら光明丹を使って再度チェック。
微妙な歪みがあったら見た目では分からない。
あたりがきれいに均一に出ているか見て問題がなければOK。
8本やって大体30分ぐらい。
手でやってたら1日仕事だよ(^^;)
ポート研磨&バルブ研磨
たくちゃん号(KV3サンバー)
・ポート研磨
ポート削った。超硬バーでゴリゴリと。
こんな感じで、製造時にできたつなぎ目のようなのがある。
ポート拡大はあまり意識せずつなぎ目のバリなどを取り除き、肌を整える感じで
サラリと。
INもEXも両方削った。
荒削りのまま・・でいいかな?IN側は鏡面にするとダメっていうし。
ただ、超硬バーが短いので届く範囲で。
バルブに近いところは手付かずのまま。
・バルブ研磨
バルブも研磨した。ボール盤にバルブをつけて回転!
サンドペーパーを当ててカーボンを落とした。
ステム部分と当たり面は基本手をつけずに。
#180→#240→#600→#800→#1000→ピカール
という具合に磨いたらピカピカに♪
左から研磨前、ペーパー研磨後、ピカール研磨後。
IN側はスラッジがすごくてEX側はカーボンがかなり硬かった。
燃焼室側も磨いてみた。結構ピカピカ♪
ま、これ以上は望むまい。
やっても体感できる差はないし。
ピストンリング
たくちゃん号(KV3サンバー)
・ピストンリング
ピストンリングが来たので早速つけてみた。
ピストンリングセット 12033KA421 9500円
ちゃんとそれぞれが袋に入っている。
トップリングとセカンドリングには端の方にRの刻印がある。
この刻印が上にくるように組む。
オイルリングは合わせ目が下に向くように組む。
外す時みたいに折ってしまうと怖いのでリングエキスパンダーは使わずに手で
組んでみた。
慣れると結構簡単。
オイルリング、ライナー×2、セカンドリング、トップリングの順で組んだ。
オイルリングは先にライナーを入れたら入らなかった(^^;)
ライナーの上側はオイルリングを固定するためにあるので位置合わせをした後
に組んだほうがいい。
リングの切り欠き部分の位置指定があるので分度器をのせてだいたいの位置
にセット。最初目分量でやってたけど全くあってない(−−;)
分度器を乗っけてマジックで軽くマーキング。
しっかり位置を合わせておいた。
といっても結構簡単に動いちゃうんだけどね(^^;)
シリンダーに入れる前にもう一度確認せねば。
新しいピストンリングはピストンから外れるんじゃないかってぐらい外に張り出す
力がある。
もともとついてたリングは爪で引っ張らないと端っこがもてないぐらい。
10万キロも走るとこんなに弱っちゃうんだな。
軽で4気筒で、3気筒に比べてピストン小さいから余計に弱りやすいのかもしれない。
一応シクネスゲージでリングとリング溝の隙間を計測。
0.04ミリは入ったけど0.10ミリは入らなかったので問題ないだろう。