エンジン解体

この記事は編集途中です。
たくちゃん号(KV3サンバー)
 ・エンジン解体
  車体からおろしたエンジンをばらしていきます。
  まずはクランクボルトから。
  フライホイールにソケットをあてがい回り止めにして、スピンナーハンドルで
  コキン!と緩めた。17ミリ。
  インパクトレンチがある人はそっちんが楽だと思う。
  ボルトが外れたらクランクプーリーを外す。
  この時、プーリーの位置を0度に。
  次にタイミングベルトカバーを外す。
  タイミングベルトにマーキングをする。
  カムプーリー、クランクプーリーの合いマークがズレている場合はクランクを
  もう1回転させる。
  カムプーリーを固定している3本のボルトを緩める(緩めるだけ)
  ベルトテンショナーのセンターボルト(12ミリ)を緩め、テンショナーのバネを
  外して、テンショナーを取り外す。
  タイミングベルトを取り外す。
  カムプーリー、クランクギアを取り外す。
  ウォーターポンプを取り外す。
  間にあるゴムシールを忘れずに。
  フライホイールを取り外す
  ヘッドカバーを取り外す。10ミリ×6本
  デスビ、プラグを外す。
  バルブクリアランス調整ネジを全部緩めてフリーにする。
  ロッカーアームを外す。
  ボルトの取り外しは外側から。
  カムを取り外す。ホルダの外す順番は外側から対角で。
  ヘッドボルトを緩めてヘッドとブロックを分離する。
  バルブを分解する。バルブスプリングコンプレッサを使い分解。
  バルブ、スプリング、コッター等は位置を記録して保管。
  ヘッドASSYはメタロンにドブ漬け。
  続いてブロックの分解。
  オイルパンを取り外す。
  オイルストレーナー、バッフルボードを取り外す。
  オイルポンプを取り外す。マイナスドライバーを両端につっこんでグイッ。
  オイルフィルターを外したところにボルトがあるので注意。
  オイルポンプをプラスドライバーで分解。
  遊星ギアの向きを覚えておく。
  クランクシールを打ち抜く。
  コンロッドキャップを取り外し、ピストンを上へ抜く。
  クランクシャフトホルダを外側から対角で外してクランクシャフトを取り外す。
  クランクはメタロンでさらっと洗ってCRCを吹いてラップして保管。
  メタルは焼けていたけど、クランkのジャーナル部の状態は問題なかった。
  そのまま使えるだろう。
  ピストンを分解。ピストンピンをとめているCリングを取り外す。
  マイナスドライバーでこじるだけ。ただ、変形するので再利用はできそうにない。
  ピストンリングを取り外す。
  エキスパンダーでやったらセカンドリングが折れた・・・。
  ピストンとコンロッドはメタロンにどぼん。

フロントカバー

エンジンO/H(SR20DET)
 ・フロントカバー分解
  メタルクリーンにドブ漬けにしていたフロントカバーを取り出してさらに細かく分解。
  フロントカバーにはオイルポンプがついているのだ。
  ここの固定ネジはボルトではなくビスなのでインパクトドライバーを使ってガシガシと緩めた。
  万力がないので完全な分解はできてないんだけど、万力のあるところまで持っていって分解す
  るつもり。
  もっとオイルでベッタリ・・・と思っていたんだけど程度がよかったのか、メタルクリーンが効いた
  のか分からないけど、すこぶるキレイだった。
  オイルシールも取り外した。タイヤレバーでコジったらスポン♪と抜けた。
  リアのオイルシールより簡単だな・・・・。
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バルブ研磨

エンジンO/H(SR20DET)
 ・バルブ研磨
  取り外したバルブはメタルクリーンにドブ漬けしてたんだけど、固着しているカーボンはさすがに
  溶けなかった。(´・ω・`)
  でも、爪楊枝なんかでこすればポロッと取れてくれたので大まかにはキレイになってくれた。
  どーせならピカピカにしたいので、先日ヤフオクで購入したボール盤にセットしてペーパーを当て
  てみた。(電動ドリルでも代用できると思うけどなんとなく(笑)
  バルブガイドやシートリングと接触する部分には当てないように注意しながら磨くこと2分。
  バッチリキレイになりました(・∀・)
  参考までに磨く前のバルブと磨いたあとのバルブの比較写真をば。
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  どっちが磨いた方かは一目瞭然ですな(・∀・)
  16本全部を磨きあげました。手はカーボンの粉で真っ黒に・・・・(´・ω・`)
  
 ・バルブ擦り合わせ
  バルブがキレイになったんで擦り合わせをした。
  これがまた大変(;´Д`)1本1時間じゃ足りないぞ・・・。
  バルブコンパウンド(細目)をバルブの傘の部分につけてタコ棒でペッタンペッタン。
  今まで回すもんだと思ってたんだけど、そうではなくてペッタンペッタンと押し付けることで当たり
  を出すんだそうだ。(今イチサンに載せてるエンジンはグリグリやっちゃった・・・)
  グリグリやれば当たりは10分もやれば出るんだけど、押し付けるやつだとなかなか出てくれな
  い(´・ω・`)ほんと意味あるの?って不安になるぐらい時間がかかる。
  電動のバルブラッパーが欲しい・・・。
 ・クランクビーム洗浄完了(・∀・)
  昨日からドブ漬けにしてたクランクビームが洗い終わった。
  といっても漬けてただけなんだけどね(笑)
  さすがメタルクリーン、きれいさっぱりピカピカですわ(・∀・)
  時間はかかるけど、着実に汚れを落としてくれるからラクチン♪
  次はフロントカバーがドブ漬けです。
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続ヘッド洗浄

エンジンO/H(SR20DET)
 ・ヘッド洗浄
  4日ほどメタルクリーンにドブ漬けしておいたヘッドを取り出した。
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  以前真っ黒だ〜と紹介したところ。
  さすがメタルクリーン、猛烈にキレイになっているではないか(・∀・)
  最初のあの真っ黒オイルのスラッジだらけだったヘッドがこんなにキレイになってくれた(・∀・)
  ほんとメタルクリーンさまさまですなぁ〜。
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  ピカピカです(・∀・)キレイだとキモチがいいね〜
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  燃焼室側のスラッジもスッキリ。ある程度は残っていたんだけど、竹串でグリグリやったらペロん♪
  とはがれた。
 ・バルブ取り外し
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  取り外してなかったバルブも全部取り外した。
  バルブスプリングコンプレッサーが大活躍!
  TAKEさんの言ってたように使い勝手がいい!
  以前使ったコの字部分が動くやつは重くてセットしづらかったんだけど、これはコの字部分が固定
  されてるから単純にバルブとリテーナーを押さえることだけに集中できるからラクチン!
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  バルブはきちんと番号を打って保管。このままメタルクリーンにドブ漬け〜
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  コレットやステムシールはアクセサリー用ケースに入れて保管。
  ステムシールは使わないんだけどね(^^;)なんとなく。
  このケースを買うのに100均の化粧品コーナーに行ったんだが、恥ずかくて仕方なかった・・・。
  しかし、フタを締めた時にきっちりと仕切られるので重宝するのだ(・∀・)
  今まで仕切りはあれど、締めてひっくり返したら仕切りを通過した・・・って箱がたくさんあったから
  ね(^^;)これはそれがないのだ。

ヘッド洗浄

エンジンO/H(SR20DET)
 ・ヘッド洗浄
  ヘッドまるごとメタルクリーンにドブ漬け。
  120Lのコンテナを買ってきてつけてみた。
  効果を出すために熱帯魚用のヒーター(300W)も使用して水温を70度前後に保つようにセット。
  もちろんフタもしてあるので水がなくなるってことはない。
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  メタルクリーンの威力がどれほどのものか分かりやすく紹介するために斜めにして漬けてみた。
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  キレイになってる上側がメタルクリーンに漬かっていたところで、黒い下側が漬かっていなかった
  ところ。
  1時間ほどドブ付けしただけで、こすってもいない。
  オイル汚れはこんだけキレイになります(`・ω・´)
  2〜3日漬けて置けばヘッドもピカピカですよ(・∀・)
 ・バルブ取り外し
  バルブスプリングコンプレッサーを買ったので早速バルブを取り外してみた。
  心配していたコンプレッサーの歪みもなく使い勝手は結構よかった。
  以前日産で借りたやつは重いは歪むはで使いにくかったけど、これは重さはさほど気にならない
  し、歪まずにキレイにバルブスプリングを押し下げてくれるのでラクチン♪
  バルブはひとまずEX側の1番と4番の4本を外してみた。
  どこについていたバルブなのか分からなくならないように保管用のボックスも作成。
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  写真じゃ分からないけど穴の開いた板に番号をけがいてます。
  このままメタルクリーンにドブ漬けしようと思ってるんでペイントではなくけがきました。
  板はもちろん100均パワー炸裂ですw