たくちゃん号(KV3サンバー)
作業場にエンジンを運び、車に載せるために補器類を装着していった。
暑かった・・・・・・。
・オルタネーターブラケット&エアコンコンプレッサーブラケット取付
オルタは4本、エアコンは3本で固定。
・インマニ取付
インマニを取り付けた。キャブレターごと。
ガスケットはもちろん新品。
ガスケットインテークマニフォールド 14035KA171 660円
ガスケットの向きはつくようにしか付かないので簡単に分かる。
締める順番は整備書には書かれていなかったけど中心から外に向けての順で
締めていった。締め付けトルクは1.6±0.15kg/m
一番左側(クランクプーリー側)のボルトは短い。
・サーモASSY取付
サーモASSYを取り付ける。
その前にたくさんあるホースを交換。
ASSYを組みつける前にあらかじめ交換しておくとラクなのだ。
これが元の形。交換するホースは全部で5本。
まずは写真一番上のホース、一番太いホースも新品に交換。
ホース 807607470 470円
一番太いホースがこれ。
ホース 807625011 430円
ホース 807611091 670円(左)
ホース 807607962 470円(中)
ホース 807611252 680円(右)
コネクタウォーターホース 14057KA020(T字ジョイント)750円
続いて細いホースを3本。
T字のジョイントは再利用もできたんだろうけど、樹脂製なのでポロっと崩れたり
しても困るから新品にしておいた。
そしてホースの取り回し方を考えながらエンジンに装着。
インマニの下なので、インマニをつける前に取り付けるべきだった・・・・。
さらにエアコンブラケット、オルタブラケットが邪魔になったので外した(−−;)
ASSY自体は12ミリのボルト2本で固定されているだけ。
冷却水ホースがたくさんあるので傷をつけないように注意しながら作業をした。
この太いホースはASSYを固定するボルトを取り付ける前に差し込んでおくとい
い。
2本あるホースのうち、細い方はインマニに接続する。
オリフィス 22326KA270 300円
ウォーターアウトレットへつながるホース(807611252)の中にオリフィスを入れる
のを忘れずに。
ドライバーでグイグイっと押し込んでいく。
サーモASSYには配線がついてくるので取り回しを考えつつ取り付けていく。
1ヶ所はウォーターパイプの固定ボルトと共締め
もう一箇所はFICDアクチュエーターと共締め。
水温センサーへの配線はインマニの上を通る。
反対側はハーネスステーを通りながら油圧センサーへつながる。
防錆として万能グリスを少し塗っておく。
そしてゴムキャップをしっかりと取り付ける。
ハーネスステーはこんな感じ。
さらにエアコンブラケット裏の取り回しはこう。
クリップをブラケットの鉄板にポチっと差し込んでおく。
・ウォーターアウトレットハウジング取付け
サーモASSYを取り付けた後に取り付ける。
ガスケットは新品を使用。
ガスケットアウトレットハウジング 21235KA003 200円
ホースも新品。
ホース 807607120 370円
ホースは2本接続する。
1本はこのホース。インマニと結ぶ。
もう1本はサーモASSYから出ているオリフィス入りのホース。
ついた!
・フライホイール装着
まずは脱脂から。
クランクシャフトにあるフライホイールを固定するボルトの穴を脱脂。
フライホイールを装着・・する前にリアプレートを1枚挟むのを忘れないように。
10ミリのボルト2本で止まっている。
リアプレートがついたらフライホイールを取り付ける。
センターを出すため一度すべてのボルトを装着する。
その上で、1本緩めてネジロック剤を塗って締め付け・・・を繰り返していく。
ネジロック剤は少量でOK。
締め付けトルクは4.5±0.4kg/m
本締めする際にはフライホイールが回るのを防ぐためにソケットとボルトで回り
止めをしておく。
フライホイールのクラッチディスク接触面はしっかり脱脂しておく。
軽くペーパーがけしておくのもいいだろう。
・クラッチ取付け
クラッチディスクとカバーを取り付ける。
まずはセンター出しツールの作成。
今回はSEKの8ミリのディープソケットを使用。
こちらに養生テープを巻いてエンジンに差し込む。
ちょうど太い方がクラッチディスクのスプライン部の大きさと一緒。
ディスクの向きは、出っ張ってる方がミッション側に向くようにセットする。
この写真はエンジン側の面が写ってる。
カバーを取り付ける。
カバーのディスク接触面をブレーキクリーナーで脱脂。
固定ボルトは対角で3回に分けて締めていく。
締め付けトルクは1.0±0.075kg/m
締め付け後、センター出しツールがスコスコ動かせることを確認。
動かない場合はズレている可能性大。やり直す。
センターが出ているかどうかを確認するためにミッションを差し込んで見るの
もいい。合わせ面がきっちり最後まで入ればセンター出しはできている。
残り1cmぐらいが入らない場合はセンターがズレてる。
センターがなかなか出ず、3回ぐらいやり直した・・・・(´・ω・`)
ブローしたミッションのインプットシャフトがほしい・・・。
ミッションがスコっと入ったらディスクのスプライン部分にうっすらとクラッチグ
リスを塗布。歯ブラシにつけて塗るといい感じに塗れる。
たくさん塗る必要はない。少しでいい。
今回使ったグリスはこちら。
実はシルビアを組んだ時に買ったやつでかれこれ10年ぐらい使ってる・・・。
使う量が少ないからなかなか減らないんだよね。
・レリーズベアリング装着
レリーズベアリングを装着
もちろん新品。
スリーブコンプリートレリーズベアリング 30508KA002 2270円
内側にはクラッチグリスを塗る。少しでいい。
ミッションのシャフトにも塗っておく。歯ブラシでぬりぬり♪
スプラインにも塗っておく。
レリーズベアリングを差し込んで、何度か動かした後、はみ出たグリスをふき
取っておく。クラッチにつくと滑る原因になる。
レリーズフォークの当たる部分にもグリスをちょっと塗布。
最後に上下にスプリングをパチんと取り付けて完了。
スプリングレリーズベアリング 30535KA001 70円(2個必要)
レリーズベアリングの新旧比較。
古い方はサビサビでベアリングの回転もところどころ引っかかったりする。
・ミッション取付け
ミッションを差し込む。センター出しがうまくいっていればスコッと隙間ゼロまで
入る。
14ミリのボルト3本と、10ミリのボルト4本で固定。
エンジン側から差し込むボルトもあるので注意。
エンジン本体との結合ボルトは締め付けトルク4.5±0.3kg/m
リアプレートとの結合ボルトは締め付けトルク0.7±0.2kg/m
・セルモーター取付け
ボルト側はステーも共締め。
締め付けトルクは2.5±0.3kg/m
取り付ける前に単体検査をしておいた。ヒュンヒュンと元気よく回った♪
・マウンティングブラケットLH取付け
ボルト4本でミッション本体に固定。
締め付けトルクは2.7±0.5kg/m
・マウンティングブラケットRH取付
ボルト4本でエンジンブロックに固定。
締め付けトルクは6.3±0.6kg/m
・エキマニ装着
エキマニも装着。
ガスケットは新品を使用。遮熱板一体なのね。それゆえ、少し高い。
再利用できたっぽいけど、サビだらけだったので新品にした。
ガスケットコンプリートエキゾーストマニフォールド 14043KA020 2160円
締め付けトルクは3.5±0.5kg/m
1から7の順番で2回にわけて締めていく。
・クッションラバーRH取付
クッションラバー 741022330 2620円
エンジンマウントに相当するクッションラバーRHを装着。
ポッチがあるのでそれを合わせてから取り付ける。
締め付けトルクは6.3±0.6kg/m
新旧比較。
パッと見た感じは同じように見えるけど、隙間が全然違う。
こちらが新品。隙間が大きい(この隙間が下側になる)
手でグニグニしてもほとんど動かない。
こっちが古い方。隙間が小さくなってる。
エンジンが乗ると完全に隙間ゼロになっちゃう。
手でグニグニできるぐらいやわらかくなってる。
・クロスメンバー取付
いよいよメンバーを取り付ける。
新品を用意した。
というのもエンジンマウントが一体になっているから。
年式が新しいとメンバー一体になっちゃうらしい。高くついてしまう(−−)
クロスメンバアセンブリ 41020TA034 14000円
こんな感じで溶接されちゃってる。
その前に、古いメンバーから遮熱板やマフラーハンガーなどを移植。
これがマフラーハンガー。
交換時期なんだろうけど、コストダウンのため今回は再利用。
新旧比較。
メインのマウントの新しい方はドライバーを突っ込んでコジっても硬い。
写真上方向に力をかけてます。
同様に古い方はもうグニャグニャ。こんだけやわらかいとエンジンの重みで一
番下に落ちちゃうだろうな。
千切れてはいないけどひび割れがあった。
メンバーは先にクッションラバーRHの方から取り付ける。
そうしないと入らない。
仮締めのまま、クッションラバーLHの方にもボルトを差し込む。
クッションラバーRHの締め付けトルクは6.3±0.6kg/m
クッションラバーLHの締め付けトルクは5.5±1.0kg/m
LHの方はエンジンが車について1G状態になってから本締めした方がよさそうだ。
・EGRパイプ取付
エキマニとインマニを結ぶEGRパイプを取り付ける。
ナットがでかいのでモンキーレンチで。
EX側はサビまくっているのでCRC556を吹いて取り付けた。
両端を取り付けた後、オルタネーターブラケットに固定。
最後にカバーをパコっとはめて完了!
・燃料フィルター交換
燃料フィルターを新品に交換。10万キロ以上無交換だった(^^;)
安い部品なんだけどね。
フィルタフューエルタンク 42072KA020 1290円
でも、今回使ったのは純正社外と言われる部品。
サンエレメントというメーカーのオート・1というブランド。
SF-162 トヨタ用 純正No.23300-24020
トヨタ用ってなってるけど問題なく使えた。
なんでこれにしたのかというと、部品商でこっちんが安いよ!と言われたからw
ちなみに450円!(・∀・)
新旧比較
白さが違うぜ(・∀・)
フィルターはワンウェイなので方向がある。
矢印みたいなのが書かれているのが分かるかな?
取り付ける際は向きを間違えずに取り付ける。
フィルター自体はC型の金属バンド?で挟まれているだけ。
結構プルプル揺れる。
車体への取り付けも10ミリのナット2個。
ステーごと車から取り外した方がラクチン。
燃料ポンプも一緒に取り外すとさらにラク。
燃料ポンプはラバークッション付きのナット2個で固定されている。
手前のボルトを1本外せば取り外せる。
手前のラバークッションがついたまま取り外せる。
フィルターもポンプも取り外した跡。
上下に向かってついてるのがポンプ、前後に向かって付いてるのがフィルター用の
ボルト。
構造はこんな感じ。車に取り付けるとフィルターが下にくるんだけどね。
燃料タンクからエンジンまでの燃料ホースはすべて新品に交換・・・・のつもりが
1本発注してなかったようで、燃料タンクからフィルターまでのホースがなかった。
(´・ω・`)
部品は発注したけど来週末までに間に合うかなぁ・・・。
U字の燃料ホース(フィルターとポンプの間につく)がこれ。
ホースフィルタ/ポンプ 42075TA440 290円
S字の燃料ホース(ポンプから車体につく)がこれ。
ホースポンプ/パイプ 42075TA430 390円
とりあえず元に戻しておいた。
部品が入り次第交換するってことで。
・冷却水ホース交換
4本のうち3本交換。
これまた1本発注忘れ・・・・即発注しといた。
一番長いホース。
ホースエンジンアウトレット 45161TA460 2380円
ホースの端が太い方がエンジンにくるように。三角印が上を向くようにセット。
2番目に長いホース。
ホースエンジンインレット 45161TA450 1450円
このホースも端が太い方がエンジンにくるように。三角印が上を向くようにセット。
一番短いホース。こちらはエンジンには付かない。
ホースパイプタンク 45161TA480 740円
外したホースたち。
端っこがひび割れていた。
現状で漏れることはなかったけど、距離、年数的にみても十分交換時期だな。
エンジンは台車に載せて車の下にいれておいた。
もうちょっとで載るぞ!!
しかし、エンジンがない今のうちにエンジンルーム内を水洗いしたい・・・。
カテゴリー: エンジンO/H
セルモーター
たくちゃん号(KV3サンバー)
・セルモーター分解清掃
点検ついでに分解清掃してみた。
まずはどんどん分解していく。
はい!全バラ!!
消耗品のブラシ部。ブラシはまだいけそう・・?若干微妙かなぁ・・・?ってレベル
とりあえずは今の段階では交換しないでおく。
モーター部。特に変なところはない。
マグネットクラッチ部。
こちらも変なところは見受けられない。
では、掃除しながら組み立てていきましょうかね。
まずはマグネットクラッチのピストンにグリスを塗ってスプリングを取り付け
本体に押し込む!
プレートをつける。穴位置を合わせなきゃいけないんだけど、この後につける部品の
穴なのでしっかりと。
スプリングみたいなのをブスッと差し込んで、プラスチックのクランプレバーをつけ
る。
接点部分にグリスを塗るのとクランプレバーの向きに注意。
レバーの先端をピストンの穴に入れて、スプリングみたいなのに乗っかるようにする。
別アングルから。
このポジションを維持しつつ・・・
反対側をパチン!と差し込む。グリスをしっかり塗っておく。
しっかりと根元まで。
内側に抜け止めのポッチがあるのでそのポッチを超えまで押し込む。
そのままボディを取り付ける。
先にマグネットクラッチ側の10ミリボルト2本を取り付ける。
均等に抵抗なく回る位置を出してから本締め。
シャフトはここまで入る。
クランプレバーがうまく乗っかっていることを確認する。
ゴム栓を取り付ける。
アールがきついほうがマグネットクラッチ側。
黒い筒を取り付ける。のっけるだけ。
向きがあるので間違えないように。
このポッチがあるところがボルトが通る穴。
コンミテーターはペーパー(#1000)をかけて黒ずみを落としてきれいにしておく。
ブラシASSYを取り付ける。ブラシは4つあるので4つを押し込みながら取り付ける。
まずASSYを斜めにしてブラシ2つを押し込んでローターにあて、もう2つを押し込み
つつASSYを沈めれば簡単に取り付けれる。
カバーをつける。
ネジ穴が合うようにセット。とりあえず、ネジを差し込んで仮付けしておく。
ロングボルトを取り付ける。
スムースに回る位置を出してから本締めする。
このボルトを本締めした後に先ほどのプラスネジも本締め。
センターシャフトにEリングをつける。
薄いワッシャー2枚と分厚いワッシャー1枚をこの順番で挟んで固定。
端子を接続。
ワッシャーを忘れずに取り付ける。
最後にセンターキャップを取り付ける。
少し歪んでいたので液体ガスケット(1215)を薄く塗布しておいた。
気にしなくていいのかもしれないけど、念のため。
バッテリーにつないで動作確認ができたら完成!
レベルゲージ&ドレンプラグ&フィラープラグ
たくちゃん号(KV3サンバー)
・エンジンオイルレベルゲージOリング交換
レベルゲージについているOリングを交換した。
レベルゲージには3つのOリングがある。
そのうち2つを交換。もうひとつは部品がまだ入ってこない(^^;)
まずはエンジン側の方から。
エンジンに刺さる根元の部分にOリングがある。ちょいと幅広。
結構ココからオイル漏れすることがあるので10万キロ以上走っている人は
交換しておいた方がいいだろう。
レベルゲージの根元あたりにオイル汚れがあったら確実に漏れている。
シールOリング 15090-KA000 50円
うちの車はやせてカチコチに硬化してクラックが入ってC型になっていた・・・。(写真左)
そりゃ漏れるわな(^^;)
交換は入れ替えるだけ。非常に簡単。
エンジンに取り付ける際、CRC556などの潤滑剤を塗ってから差し込む。
タイミングベルトカバーの固定ボルトと共締め。
締め付けトルクは0.7±0.2kg/m
次に、レベルゲージ本体のOリング。
ここは2つついているんだけど、とりあえず取っ手側の1つを交換した。
シールOリング 806905030 40円
単純に入れ替えるだけ。もちろん取っ手側からは抜けないので反対側へ抜く。
もうひとつのOリング(写真右)は部品が届き次第交換する予定。
念のため部品番号を書いておく。
シールOリング 806904010 40円
・ミッションフィラープラグ&ドレンプラグガスケット交換
ついでなんで新品にしておいた。
ガスケット803920010 60円(1枚)
・エンジン運搬
とりあえず、ここから先はエンジンを車体に載せながらの作業になるので、エン
ジンをラップして作業場所へ運搬した。
L902Sムーヴに積んでみた(・∀・)
エンジンの下に1センチ厚程度の板を敷けば余裕だった〜
ミッション、エンジンスタンド、台車も全部積めた。
さすがは軽四の部品!!(笑)
タペット調整&クランクボルト
たくちゃん号(KV3サンバー)
・ヘッドボルト角度締め
エンジンスタンドにセットできたのでやっとヘッドボルトの角度締めができた。
スタンドの力って偉大だな〜(・∀・)
・タペット調整
ヘッドボルトの本締めができたのでヘッド周りの仕上げでタペット調整。
まず1番シリンダーの圧縮上死点を出す。
クランクを回して、0度の合いマークに合わせる。
この時カムがロッカーアームを押していないことを確認する。
つまりバルブが両方閉じている状態。
この時4番はカム山がロッカーアームを押しているので比べると分かりやすい。
もし、1番のカム山がロッカーアームを押していたらクランクをもう1回転させる。
念のためプラグ穴からピストンが上に来ていることを確認しておく。
調整の仕方は、ロックナット(10ミリ)を緩めて、マイナスドライバーで調整ネジを
緩めたり締めたりして位置を決めたらロックナットを締める。というもの。
ロックナットの締め付けトルクは0.9±0.1kg/m
INを0.15mm、EXを0.20mmに調整する。
シクネスゲージを間に挟んで、引き抜く時にちょっと引っかかるかな・・・ってぐらい
になるように調整ネジを回して調整。
1番のIN、EX、2番のIN、3番のEXを調整。
そしてクランクを1回転させ、4番を圧縮上死点にする。
そして2番のEX、3番のIN、4番のIN、EXを調整。
この表を見ると分かりやすいかな〜
・クランクボルト本締め
クランクボルトを本締めしておいた。
締め付けトルクは10±1.0kg/m。結構なトルクだ。
回り止めをしておかないとクルンクルン回ってしまうので、フライホイール側を工夫
して固定した。
工夫といっても、ストレートのメガネレンチ1本を使って回り止めしただけ。
フライホイール固定ボルト1本をメガネの穴に通してクランクにつける。
そして1本のボルトをメガネを通さずにメガネの高さに合わせて締めこむ。
そうするとメガネがエンジンスタンドなどにひっかかって回り止めになるのだ。
ここはトルクがでかいのでビーム型のトルクレンチではなく、プリセット型のトルクレ
ンチを使った。
日頃はホイールナットを締める時に使ってるやつ。
あのトルクレンチはここぐらいしか役に立たないw
エンジンスタンド
たくちゃん号(KV3サンバー)
・エンジンスタンド作成
エンジンスタンド買うと高いので自作することに。
市販品の約半額の4000円ほどで作れた。
材料は角型鋼材
単管パイプ48.6パイ
単管パイプベース
クランプ
角材
鉄パイプ20パイ
キャスター
材料をホームセンターで購入し、カットコーナーでだいたいの長さに切断した。
材料を置いて完成イメージを。
本体部分の溶接作業はげ〜ちゃんがすべてやってくれた。
さすが造船番長。美しい溶接(・∀・)
そんでもって完成したのがこれ。
エンジンがつくベース部分は単管パイプにパイプベースを差し込んで外周を溶接
した。これが結構強度ある。
あとは自在アーム部分を作る。
最初は汎用的に普通の自在アームを作ろうと思っていたんだけど、別にワンオフ
でいいか〜ってEN07専用のアタッチメントを作ることにした。
角材に穴を開けて鉄パイプを入れ溶接で固定したものを数本作る。
穴の位置はあらかじめサンバーのエンジンのミッション固定ボルト穴に合わせ
てある。
ミッションとエンジンの間に挟むドライブプレートで型取りするとラクチン。
今回は4つあるネジ穴のうち上2つは1本の角材で結ぶようにしてそこにベース
をつけて、残り2つのネジ穴にアームを渡すようにしてみた。
見た目は悪くても使えればいいんですよ。
んでエンジンを乗っけてみる。
普通に乗った!サンバーのエンジンぐらいなら平気みたい。
シルビアのSRエンジンやスカイラインのRBエンジンとかだと厳しいかもしれ
ないけど、とりあえずこれで大丈夫!
クランプ部分が心配だけど、ダメそーだったら一回り大きいパイプを買ってきて
溶接してつける!!
しかし・・・・高さがもうちょっと低くてもよかったな(^^;)