タペット調整&クランクボルト

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たくちゃん号(KV3サンバー)
 ・ヘッドボルト角度締め
  エンジンスタンドにセットできたのでやっとヘッドボルトの角度締めができた。
  スタンドの力って偉大だな〜(・∀・)
 ・タペット調整
  ヘッドボルトの本締めができたのでヘッド周りの仕上げでタペット調整。
  まず1番シリンダーの圧縮上死点を出す。
  クランクを回して、0度の合いマークに合わせる。
  11-07-15_18-10-00.jpg
  この時カムがロッカーアームを押していないことを確認する。
  つまりバルブが両方閉じている状態。
  この時4番はカム山がロッカーアームを押しているので比べると分かりやすい。
  もし、1番のカム山がロッカーアームを押していたらクランクをもう1回転させる。
  念のためプラグ穴からピストンが上に来ていることを確認しておく。
  調整の仕方は、ロックナット(10ミリ)を緩めて、マイナスドライバーで調整ネジを
  緩めたり締めたりして位置を決めたらロックナットを締める。というもの。
  ロックナットの締め付けトルクは0.9±0.1kg/m
  INを0.15mm、EXを0.20mmに調整する。
  11-07-15_18-09-00_002.jpg
  シクネスゲージを間に挟んで、引き抜く時にちょっと引っかかるかな・・・ってぐらい
  になるように調整ネジを回して調整。
  1番のIN、EX、2番のIN、3番のEXを調整。
  そしてクランクを1回転させ、4番を圧縮上死点にする。
  そして2番のEX、3番のIN、4番のIN、EXを調整。
  11-07-15_18-11-00_002.jpg
  この表を見ると分かりやすいかな〜
 ・クランクボルト本締め
  クランクボルトを本締めしておいた。
  11-07-15_18-11-00.jpg
  締め付けトルクは10±1.0kg/m。結構なトルクだ。
  回り止めをしておかないとクルンクルン回ってしまうので、フライホイール側を工夫
  して固定した。
  工夫といっても、ストレートのメガネレンチ1本を使って回り止めしただけ。
  フライホイール固定ボルト1本をメガネの穴に通してクランクにつける。
  そして1本のボルトをメガネを通さずにメガネの高さに合わせて締めこむ。
  そうするとメガネがエンジンスタンドなどにひっかかって回り止めになるのだ。
  ここはトルクがでかいのでビーム型のトルクレンチではなく、プリセット型のトルクレ
  ンチを使った。
  日頃はホイールナットを締める時に使ってるやつ。
  あのトルクレンチはここぐらいしか役に立たないw

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