タービンリコイル

たくちゃん号(PS13シルビアK’s)

・タービンのネジ穴リコイル
タービンのインテークパイプ側の3つあるネジ穴が一カ所が微妙な感じ。
ってことでリコイルすることに。
いままでは騙し騙し・・・でやってたんだけど、たまたまヤフオクでパイロットタップ付のM6-1.0リコイルキットが2000円という破格値で出品されていたので速攻落札!
M6-1.0なんてそこらじゅうで使うから持っていて損はないと思うし~

タービン内に削りカスが入らないようにして作業開始。
ネジ山はかろうじて生きているのでパイロットタップだけでガシガシいきます。

まだまだ。まだ終わらんよ。3歩進んで2歩さがる。

これぐらいで十分かな~ ちなみにこのネジ穴は貫通しているのでパイロットタップにもってこいなんです。

タップを切り終えました。これだけでも十分きれい。(でもサイズが大きいのでボルトはつかない)

今回も長い1.5Dを使用。2.0Dでもいいぐらい。
リコイル挿入完了!
これでしっかりトルクをかけてボルトを締めれます。

フロントパイプ

たくちゃん号(PS13シルビアK’s)

・フロントパイプ装着
タービンもついたのでフロントパイプを装着。

触媒と溶接してつなげてあるのでクソ重い・・・・。

ここのガスケットは新品にしました。手持ちのストックのJURAN製です。
ここのナットってすぐサビちゃうんだけど錆びなくなるような術はないんだろうか・・・。
一応スレッドコンパウンドは塗っているので焼き付くことはないんだけど。

ミッション側もしっかり固定しておきます。
ここをフリーにしている人結構いるけど、ここをしっかり止めているとマフラーを打った時なんかのタービンガスケットへのダメージが少なくなります。

カップリングファン

たくちゃん号(PS13シルビアK’s)

・カップリングファンのカップリング交換

水温上昇の原因かも・・・ということで手持ちの予備品(S14)と交換しました。


左がPS13、右がS14。たぶん同じものなんじゃなかろうか。

カップリングファンはF刻印がある方が前にくるように。
ちなみにファンはR32のものを長い穴加工して使っています。
シルビアより1枚羽が多いので風量を稼げて水温上昇を多少遅くすることができます。その代わりブーンという音がうるさくなるんですけどね。
変化があるといいなぁ・・・。

アンダーカバー

たくちゃん(PS13シルビアK’s)

・アンダーカバー取付
長い間外したままだったアンダーカバーをつけました。

全5ヵ所あるボルト穴のうち一つが合わない・・・。

上(エンジンルーム)から見るとテンションロッドブラケット部のネジ穴位置がズレている・・・・ボディがちょっとゆがんでるんだろうな。
ということで、アンダーカバーのネジ穴を長穴にしました。
フロントメンバー部は今まではボルト+ナットで固定していたんだけど、ナットが供回りしないようにするのが面倒くさいので、ナッターを打ち込んでやりました。

そんな感じでしっかり装着!

リコイル

たくちゃん号(PS13シルビアK’s)

・エキマニスタッドボルトのリコイル

アストロで売ってた1980円の「ネジ山再生キット」。
一般的な下穴用ドリルとリコイルタップのセットです。
リコイルって名称使えないんだろうな。
そんでこちらがパイロットタップタイプのリコイルキット。ネット通販で6500円で購入。定価はもっと高いけど割引で買えました。てか、高すぎるよ!足元めっちゃ見てる価格設定だな~
こちらは下穴ドリルはついていません。
この2つを使って作業していきます。なぜ2つ用意したのかは後ほど。

右がパイロットタップ。左が普通のリコイルタップ。
パイロットタップの何がいいかというと、元のネジ溝が少しでも生きている場合、それを利用してセンター出しをして新たなタップを切っていけるということ。
ただし、通常は貫通ネジ穴にしか使えない。

今回修理するネジ穴は幸いにも少しネジ溝が残っている状態。そしてネジ穴の深さもそれなりにあるということで使ってみることにした。

普通のドリルを使わないのは、できるだけセンター出しをしたいから。
ドリルだとどうしてもセンターがズレやすい。ズレるとスタッドボルトもずれる。そうなるととエキマニのネジ穴も合わなくなってエキマニのネジ穴を拡大したりしなくちゃいけなくなる。エキマニ買い替える度にネジ穴拡大するのも面倒くさい・・・というわけです。

パイロットタップでセンターを出しつつ、少しでも新たにタップを切って、残りは普通のタップで切っていくという考えです。

作業性を上げるためこちらも使ってみます。
左はチャックタイプのタップハンドル。右は3/8ソケットタイプのチャックです。

まずはパイロットタップから。CRC556をしっかり吹いておきます。
エキマニはボルト穴のズレを確認しやすくするために装着したまま作業します。
3歩進んで2歩さがる。で少しずつ切っていきます。
うまい具合に元のネジ山にかんでくれたのでセンター出しは大丈夫でしょう。
結構奥の方まで切れました。

アストロタップにつけかえてネジ山を切っていきます。

さらにきれいになりました。
リコイルの長さ分だけ切れていればいいので深追いはしません。

リコイルをセットします。

1.0Dと1.5Dとあったので・・・・。
スタッドボルトと並べてみると1.0Dと一緒ぐらい。

実際に取り付けてみると1巻き半ぐらいボルトの方が長い。
ってことでアンパイをとって1.5Dにしました。

ネジこんでいきます。表側がツラになったところで止めます。
綺麗にリコイルできました。まだ奥のピンを折っていない状態です。
ピンを折るには先ほどのリコイル挿入工具を90度向きを変えてもう一度差し込んで、叩きます。

ピンが取れました。リコイル製の工具は先っぽがマグネットになっているので便利。アストロのはマグネットなしでした。

これにてリコイル完了!!
スタッドボルトもしっかりつきました♪


スタッドボルトも新品にしてナットも新品に。
S13純正は分厚いワッシャー+ナットだったけど、S15はフランジナットになっていた。なんとなく新しい方がいいのかな?と思ってフランジナットに。
これが吉と出るか凶と出るか・・・・。

ひとまずエキマニ周りは完成!