たくちゃん号(KV3サンバー)
・ステムシール取り付け
腰下が終わったので次はヘッドの組み立て。

ステムシールを取り付ける。
シールインテークバルブ 13207KA020 300円(1個)
整備書によると、インテーク側にはINマークがあって色は黒。
エキゾースト側はEXマークがあって色は茶色らしい。
この記述を見た後に、頼んだ部品を見てみるとインテーク側が8つ・・・。
間違えたか?と思ったけど部品統合されてINもEXも共通になったようだ。

内側にオイルを塗って10ミリ12角のソケットをあてがってプラハンでコンコンと
叩いて挿入。

完全に密着はしないようだ。
多少位置がずれていたとしても問題はない?

8つ全部打ち込んでおく。
・インテークバルブ組み付け
ステムシールがついたんでバルブを組んでいく。まずはインテーク側から。

構造的にはこんな感じ。
バルブスプリングワッシャー→バルブスプリング→リテーナー→コッターという順。

バルブのステム部にオイルを塗る。ほんのちょっとでいい。

バルブを差し込む。
ステムシールが新品なので差し込むのにちょっと力がいる。

新品だとバルブが下がってこないんだね〜。
ステムシールが変形していないことを確認し、オイルを塗布。

バルブスプリングワッシャーにオイルを塗り取り付ける。ほんと置くだけ。

バルブスプリングとリテーナーを置く。
巻き数が多い(線間の狭い)方が下(燃焼室側)へ来るようにセット。

バルブコンプレッサーで圧縮。

バルブ側はコンプレッサーの棒が中心に来るように。

リテーナー側は傾かないように注意しながら圧縮していく。

コッター(コレット)に万能グリスを少しつける。
グリスをつけるとポロっと落ちたりしなくて都合がいいのだ。

んで、てバルブに貼り付ける。
向きは広い方が上になるように。
ピンセットで作業するとやりやすい。

コンプレッサーを戻して、はい!できた!(・∀・)
コッターとコッターの間の隙間が左右均等になっていることを確認。

う〜ん微妙に不均等。左側が広い。
不均等の場合はコンプレッサーで少しだけ圧縮して、ピンセットで位置を調整する。
何度かやればいい位置にくるはず。

これでバッチリ!

今日はインテーク側だけやって終了。
途中コッターがふっとんで行方不明になって3時間近く捜索するハメに・・・・
透明なビニール袋の中でやった方がいいかもしれないw
カテゴリー: サンバークラシック(KV3)
オイルポンプ&オイルストレーナー&オイルパン
たくちゃん号(KV3サンバー)
・オイルストレーナー取り付け

スティフニングプレートをつける。
ストレーナーと共締めなところもあるんだけど、位置出しのためすべてのボルトを
装着。
仮止めの状態で全部つけたら本締め。
10ミリボルトは0.7±0.1kg/m。
12ミリボルトは1.7±0.2kg/mで締める。
ストレーナーを取り付けると工具が入らなくなるボルトがあるのでストレーナーの
固定に使うボルト以外は本締めしておくこと。

オイルストレーナーのOリングを交換。
Oリング 806915100 80円

エンジンオイルを塗っておく。

オイルストレーナーを取り付ける。
締め付けトルクは4本とも0.7±0.1kg/m
・オイルパン取り付け

フランジ部をオイルストーンで綺麗にする。

オイルパン固定ボルトはたいていこんなになってるんで、あらかじめきれいにし
ておく。
左=掃除前、右=掃除後

スリーボンド1207C(今回はPITWORK1218)を塗布。
ちょっと塗りすぎかも(^^;)
2分ほど放置して表面を気持ち乾かせてから取り付ける。
それでも5分以内には組み付けること。

締め付けトルクは0.7±0.1kg/m
ボルト部以外の外周にムニュっとはみ出てくればOK。
固まるまで丸一日は放置しておく。
オイルポンプ&ウォーターポンプ&オイルシール
たくちゃん号(KV3サンバー)
・オイルポンプ取り付け

取り付ける前にバラバラにしてあったオイルポンプの組み立てから。

こんな感じにギアを組む。
フタをしてプラスネジを締める。ネジには一応、再剥離可能なネジロック剤を塗って
おいた。
整備書には特に指定はなかったんだけど、シルビアだとココには塗るようになって
るんでそれを真似てみた。

締め付けトルクは0.6±0.1kg/m
リリーフバルブは非分解扱いとなっているので触らないでおく。
一応、穴からCRCを吹いておいた。

ブロック側の接触面を脱脂する。入念に脱脂する。
一度仮組みしてどこのあたりにつくのか見ておくといいだろう。

Oリングを忘れずに装着する。
Oリング 806910050 50円
オイルを少し塗っておくといい。

オイルポンプに液体ガスケットを塗る。スリーボンド1215。
取り付けボルトの内側に塗る。
ただ、オイルフィルターがつくところの3つの穴だけは外側に。

締め付けトルクは0.7±0.1kg/m
・ウォーターポンプ取り付け

ウォーターポンプは再利用。

ガスケットのみ新品にした。
ガスケットウォーターポンプ 21114KA040 300円

例によって脱脂。
ただ、ガスケットにはかじり予防として薄くエンジンオイルを塗っておく。

締め付けトルクは1.7±0.2kg/m
はい!ついた!
・ゴムシーリング装着
オイルポンプとウォーターポンプの間に隙間があるんだけど、それを埋めるための
ゴムシールを装着。
種類と位置が決まっていて、

シーリングベルトカバーNo.7 13541KA001 200円
こいつが

ココに。

シーリングベルトカバーNo.5 13547KA001 200円
そしてこいつが

ココにつく。
・クランクシーリング取り付け

クランクキャップのシーリングを取り付ける。
シールベアリングキャップ 311282100 120円

このリア側のキャップに開いている穴に差し込む。2箇所。

こんな感じで。

1/3ぐらいに液体ガスケット(スリーボンド1105)を塗る。
今まで出てきた液体ガスケットと比べて緩い液体ガスケットなので取り扱いに
注意する。

ムチュッっと差し込む。

はみ出た液体ガスケットはふき取る。

側面の溝部分に液体ガスケットを少しつけておく。
整備書には何も書かれていないけど、よく漏れるところなので保険的に。
半日ほど乾燥させる。
・クランクフロントオイルシール装着

オイルシール 806731060 1010円
武蔵オイルシール S6525

今まで同様適当な当てモノをして打ち込む。
コンロッド
たくちゃん号(KV3サンバー)
・コンロッド組み付け
アストロプロダクツに行って買ってきました。

ピストンリングコンプレッサー2″-3″ AP070023 1500円
昔は1000円しなかったのに1500円もしやがった・・・・。
こいつを使ってピストンをシリンダーに入れていく。

昨日メタルを組んだピストンたち。
組み込み間違いがないか入念にチェック。
メタル部はもう一度脱脂w

シリンダー内壁にオイルを塗布。タップリと。

ピストンの側面とリング部にもタップリとオイルを塗布。

リングの切り欠き部分がズレないように気をつけながらピストンリングコンプレッ
サーでギュゥ〜っと縮めて、いざシリンダーへ!
フロントマークの位置を確認して、隔壁に傷をつけないように慎重に入れていく。

ハンマーの柄などでコンコンと叩いてシリンダーへ沈めていく。
この時コンプレッサーをしっかりと面に当てておく。
そうしないとリングがバビョって出てやり直しになっちゃう。

ここまで入ればOK!

4気筒分入れていく。
クランクに組んでないからこんなピストン位置www
ある意味今しか見れない姿♪

クランクにちゃんとはまるように位置を合わせつつピストンを押し込んでいく。
パコッとクランクにはまればOK。
エンジンを横にして作業するとやりやすい。
さらに、エンジンをひっくり返して・・・・・(エンジンスタンドがあれば楽なのに・・・)
今度はクランク側から作業をする。

クランクメタルの時同様、プラスチゲージ(緑)をセット。

キャップとメタルを脱脂する。

キャップを取り付け、数回に分けて交互に締めこんでいく。
最終的な締め付けトルクは2.4±0.3kg/m。
4気筒分すべて締める。
この時も絶対にクランクを回しちゃいけない。

再びキャップを取り外し、プラスチゲージのつぶれ具合をチェック。
規定クリアランスは 標準0.025-0.060ミリ、限界0.065ミリ
すべて0.038ミリぐらいだった。範囲内で問題なし!
ブレーキクリーナーでプラスチゲージを除去し、クランクとメタルの間にオイルを
たっぷり塗って再度組み付ける。

ピストン&コンロッド組み付け完了!
ピストン
たくちゃん号(KV3サンバー)
・ピストン組み立て
ピストンピンクリップがやっときたのでピストンを組んでいこう!(`・ω・´)
まずは向きを確認。

コンロッドの「フ」マークがピストンのフロントマーク(丸いくぼみ)と同じ向きになる
ように取り付ける。

コンロッドキャップは横に書いてある刻印が同じ位置にくるように。
英語の文字(この写真ではNZ)がそれぞれ同じになるように組む。
数字は違ってたけど問題ないんだろう。
ピストンをシリンダーに入れた後だとわかりづらいのでコンロッドボルト先端に赤
い油性マーカーでマーキングをしておく。

コンロッドボルトにエアホースを短く切ったものをかぶせる。
これやらないと簡単にシリンダーにキズついちゃうから必ずやる。
それでは組んでいきます。
まずはピストンにブレーキクリーナーをシュ〜〜。

そしておもむろに火をつける。ファイアーー!

火が消えるまで待って、火が消えたらピストンピンをするっ!っと入れる。

はい!入った!!
ピストンを暖めると穴が少し広がって簡単に入れることができる。
整備書なんかだとオーブンに入れて・・・なんて書いてあるけどこの技がラクチン。
シルビアのエンジン組む時もこれでいけたからアルミピストンだったら大丈夫なん
じゃないかな〜
ただ、熱いので軍手2枚か革手袋をつけて持つべし。
冷間だときつくて入れにくいんだよね(´・ω・`)きずだらけになるし

サークリップインナー 805316030 20円(8個必要)
ピンが入ったらクリップを両サイドに入れていく。
クリップは入れ方にコツがある。
使う道具はタイヤのエアバルブ回し。これほんと神ツール。

まず、ココに片方の先端を入れる。

そして反対側の先端付近をエアバルブ回しに挟んで内側にひねって先に入れ
ていた側から押していくとスルスルっと入っていく。

最後にパチン!と入ればOK。一周全部が溝にはまっているか確認。
続いてコンロッドメタルの組み付け。

ベアリングセットコネクティングロッド 12108KA030 3210円


メタルの新旧比較。
上が新品で下が古い方。結構削れてるなぁ・・・・・・。
一応プラスチゲージでクリアランス測定した方がよさそうだ。

コンロッド、コンロッドキャップのメタルが当たる部分を脱脂。

そしてクランクメタル同様、メタルのポッチと合わせてセット。

ピストンリングの位置を確認。
先日組んだとおりの位置になっていればOK。
これで準備完了。
ピストンリングコンプレッサーでピストンリングを圧縮。
・・・・・・・・・・・・のはずが、シルビア用だとでかすぎて役に立たず。
アストロプロダクツの製品なんだけど、54mm〜になってる。
サンバーのボアは56mmなんで一応ギリギリ範囲内なはず。
でもね・・・そのサイズぐらいまで縮めるとなんか形がいびつ。
使い物になりましぇん(´・ω・`)
45mm〜のやつを買うか、はたまた他のやり方(タイラップとかホースバンド)で
いくか・・・・・・悩む。
悩んでいたら4時が来たのでタイムアップ。
今日のところはここまで。
仕事終わって深夜〜明け方まで作業してます。
新聞配達のバイクの音が聞こえたら寝るようにしてますw