ピストン

たくちゃん号(KV3サンバー)
 ・ピストン組み立て
  ピストンピンクリップがやっときたのでピストンを組んでいこう!(`・ω・´)
  まずは向きを確認。
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  コンロッドの「フ」マークがピストンのフロントマーク(丸いくぼみ)と同じ向きになる
  ように取り付ける。
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  コンロッドキャップは横に書いてある刻印が同じ位置にくるように。
  英語の文字(この写真ではNZ)がそれぞれ同じになるように組む。
  数字は違ってたけど問題ないんだろう。
  ピストンをシリンダーに入れた後だとわかりづらいのでコンロッドボルト先端に赤
  い油性マーカーでマーキングをしておく。
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  コンロッドボルトにエアホースを短く切ったものをかぶせる。
  これやらないと簡単にシリンダーにキズついちゃうから必ずやる。
  それでは組んでいきます。
  まずはピストンにブレーキクリーナーをシュ〜〜。
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  そしておもむろに火をつける。ファイアーー!
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  火が消えるまで待って、火が消えたらピストンピンをするっ!っと入れる。
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  はい!入った!!
  ピストンを暖めると穴が少し広がって簡単に入れることができる。
  整備書なんかだとオーブンに入れて・・・なんて書いてあるけどこの技がラクチン。
  シルビアのエンジン組む時もこれでいけたからアルミピストンだったら大丈夫なん
  じゃないかな〜
  ただ、熱いので軍手2枚か革手袋をつけて持つべし。
  冷間だときつくて入れにくいんだよね(´・ω・`)きずだらけになるし
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  サークリップインナー 805316030 20円(8個必要)
  ピンが入ったらクリップを両サイドに入れていく。
  クリップは入れ方にコツがある。
  使う道具はタイヤのエアバルブ回し。これほんと神ツール。
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  まず、ココに片方の先端を入れる。
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  そして反対側の先端付近をエアバルブ回しに挟んで内側にひねって先に入れ
  ていた側から押していくとスルスルっと入っていく。
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  最後にパチン!と入ればOK。一周全部が溝にはまっているか確認。
  続いてコンロッドメタルの組み付け。
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  ベアリングセットコネクティングロッド 12108KA030 3210円
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  メタルの新旧比較。
  上が新品で下が古い方。結構削れてるなぁ・・・・・・。
  一応プラスチゲージでクリアランス測定した方がよさそうだ。
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  コンロッド、コンロッドキャップのメタルが当たる部分を脱脂。
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  そしてクランクメタル同様、メタルのポッチと合わせてセット。
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  ピストンリングの位置を確認。
  先日組んだとおりの位置になっていればOK。
  これで準備完了。
  ピストンリングコンプレッサーでピストンリングを圧縮。
  ・・・・・・・・・・・・のはずが、シルビア用だとでかすぎて役に立たず。
  アストロプロダクツの製品なんだけど、54mm〜になってる。
  サンバーのボアは56mmなんで一応ギリギリ範囲内なはず。
  でもね・・・そのサイズぐらいまで縮めるとなんか形がいびつ。
  使い物になりましぇん(´・ω・`)
  45mm〜のやつを買うか、はたまた他のやり方(タイラップとかホースバンド)で
  いくか・・・・・・悩む。
  悩んでいたら4時が来たのでタイムアップ。
  今日のところはここまで。  
  仕事終わって深夜〜明け方まで作業してます。
  新聞配達のバイクの音が聞こえたら寝るようにしてますw

ブーストコントローラー&車高

たくちゃん号(PS13シルビアK’s)
 ・ブーストコントローラー修理
  エンジンかかっていないのにブーストが0.1ぐらいかかっているような表示をする
  ようになった。いつなったのかは分からないんだけど、気づいたのが今日(爆)
  電源オン/オフ関係なくズレてる。
  でも、液晶部分をグイッと指でおしてやるとピッ!という音とともに0になる。
  MONITORという文字も表示される。
  どうも接触不良でモニタリングできていないようだ。
  走っていて変なブーストがかかってもいやなので分解してみることにした。
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  こういう直ったり直らなかったりする接触不良ってたいていはハンダのクラック。
  分解してみると案の定クラックが3つほどあった。
  ハーネスの付け根と液晶部分。
  ハンダを溶かして精密機器用のハンダを少し追加しておいた。
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  車に取り付けて確認したところ、0表示をするようになった。
  グニグニ押しても変化しないことを確認して完了(・∀・)
 ・車高調整
  運転席側が底付きしてるような感じがする。
  ショックはオーバーホールして間もないのでいきなり抜けるってことは考えにくいから
  単純な車高の下げすぎ?といっても全長式なのでストロークは確保できているはず。
  でも、バンプラバーがボロボロ・・・減衰力を高くしてやると底付き感がなくなる。
  う〜ん・・・やっぱりショックなのか!?と思い、念のためタイラップでストローク幅を
  見てみることにした。
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  ロッドにタイラップを1本巻いて一番下まで下げる。分かりやすいように赤色w
  バネはプリロードゼロにしてあるんだけど、なんかくるくる回るのが緩い気がしたの
  で、締め上げておいた。
  車高が左右で違う・・・ように思うけど、しばらく乗ってみてタイラップチェックする時
  に車高をそろえよう。

ブロック塗装&クランクシャフト

たくちゃん号(KV3サンバー)
 ・ブロック塗装
  ブロックがところどころ錆びていてみすぼらしいので簡単に塗装した。
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  塗料がついてはまずいところにマスキング。
  2液ウレタン塗料や耐熱塗料で塗ればいいんだろうけど・・・・
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  シャシーブラックで塗装!!
  表面のでこぼこを少し減らしたかったので2度塗りしておいた。
  プロスタッフのシャシーブラックって塗膜が分厚いね。
  クレのだとただの黒いスプレーと変わらない気がするけどこいつはシャシーブラック!
  って感じ。クレだとシャシーアンダーコートとシャシーブラックの間ぐらいだな。
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  塗装後すぐにマスキングをはがして、4時間ほど乾燥。いい感じ(・∀・)
 ・クランクシャフト組み付け
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  ブロックも塗装できたんで、クランクを組んでいく。
  念のためクリアランス測定を行う。
  11-06-23_16-14-30.jpg
  クランクメタル。今回はSTDを選択。
  ベアリングセットメーンNO.1 12211KA060 9060円
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  さすが新品。きれいだ(・∀・)
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  組む前にブロックと、クランクキャップのメタルが乗るところも脱脂。
  メタルも脱脂。
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  メタルを乗せる。
  メタルの向きはこう。
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  このポッチをブロック、キャップの切り欠き部分に合わせる。
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  メタルをブロックにセット。
  クランクを乗せる前にブロックにスラストベアリングを取り付ける。
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  スラストベアリングは全部で4枚ある。出っ張りがあるやつとそうでないやつ。
  出っ張りがあるやつがキャップ側、ないやつがブロック側につく。
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  出っ張りがない2枚を乗せる。
  オイル溝がある方が外に向くように両面にセット。
  こちらには薄くオイルを塗っておいた。貼り付けれるしw
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  クランクを乗せる。回さないようにそぉ〜〜〜っと。
  もちろんクランクも脱脂しておく。
  不純物がつかないようにエアブローしておくのを忘れずに。
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  クリアランスを測定するためプラスチゲージ(緑)を用意。
  本来ならメタルにオイルを塗ってからクランクシャフトを置くんだけど、クリアランス
  測定をするのでメタルにもクランクにもオイルを塗らずにおく。
  その代わりクランクを絶対回しちゃいけない。
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  プラスチゲージを適当な長さに切ってクランクジャーナル部に置く。
  ちょうど12時の方向。スラスト方向に向けて置く。
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  5箇所全部置いたらクランクキャップを取り付けていく。
  キャップには1〜4の番号とフロントマークがある。
  I(アイ)となってるほうがインテーク側にくるように組む。
  タイミングベルト側から1、2、3、4、5となる。
  5は刻印がないけどつくようにしかつかないので間違えることはないだろう。
  もちろんキャップ側のメタルにもオイルは塗っていない。
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  3番キャップはスラストベアリング(出っ張りがある方)を取り付けるのを忘れずに。
  裏表を間違えないように。溝がある方が外を向くように両面にセットする。
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  組む順番は整備書では指定がないけど、セオリー的に真ん中から外に向けて組ん
  でいく。3→2→4→1→5の順で少しずつ締めていく。
  あらかた締めれたら本締めをする。
  トルクレンチで4kg/cm2±0.3で締める。
  ブロックがごっそり動くトルクなので作業しづらい・・・エンジンスタンドがほしい。
  とりあえず、足で押さえながら乗り切った。
  3kgぐらいが一人で支えれる限界トルクかも・・・。
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  組めました。この時、絶対にクランクを回してはいけない。
  クリアランスを見るためまたバラしていく。
  組んでいったのとは逆の順番で。これまた少しずつ万遍なく。
  クランク曲げたくないからね(^^;)
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  プラスチゲージがつぶれているのでそのつぶれ幅を見る。
  ゲージが入っていた袋に目盛りのようなものがプリントされているのでそれと見比べ
  る。正確に何ミリ!とわかるものではなく、だいたい・・で判断する。
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  比べた数値の幅より狭ければクリアランスは広く、幅が広ければクリアランスは狭い
  ということがわかる。
  1,2,4,5番の規定クリアランスは0.021〜0.039ミリ。限界0.055ミリ。
  3番は0.027〜0.045ミリ、限界0.060。
  すべて0.038以下のクリアランスだったので基準値内にはいっていることになる。
  確認が済んだらプラスチゲージをブレーキクリーナーで除去。
  メタル裏以外にエンジンオイルを塗る。タップリと。
  そして再び同様の手順でクランクシャフトを組む。
  時折オイルを垂らしながらやるといい。
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  クランク組み込み完了!!!  
 ・クランクシール取り付け
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  オイルシール 806768060 960円
  武蔵オイルシール S6527

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  リア側のクランクシールを取り付けた。
  大きさが合うものをあてがってプラハンでコンコン・・・・。
  入りきるところまで入れて完了!!
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  今までついてたオイルシール。ダストリップが千切れてどっかいってる・・

雨漏りのその後

たくちゃん号(PS13K’s)
 ・雨漏りのその後
  まだ直ってない(´・ω・`)
  ひとつ気づいたことが。
  雨の日に走らないと雨漏りしない。
  停車状態でいくら雨が降っても漏れてない。
  風圧がかかるところから進入してるということか?
  フロントガラス上部?
  はたまたワイパーが停止位置でない時に濡れるであろう場所から?
  ちょっとテープを貼って変化を見てみることにします。
  まずはフロントガラス上部から。
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  あと、タイヤハウス内。なんか錆びてるところが・・・・
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  隙間もある。
  もしかしてここ?
  ガラスのテーピング攻撃が効果なかったらコーキングでグニッと埋めてみよう。
  同時にやると原因が特定できないからね(^^;)

レリーズレバー

たくちゃん号(KV3サンバー)
 ・レリーズレバーOリング交換
  レリーズレバーのOリングを交換した。
  特別何か漏れていたってわけではないんだけど、安いしついでに〜ってノリで。
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  レリーズフォークの2重スプリングピンを打ち抜くとレバーと分離できる。
  古いグリスが固着してついているので外すには少し力が必要。
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  レバーを取り出せたらOリングを外す。
  一応漏れてはないけど毛羽立っててくたびれてた。
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  Oリングをつけて新しいグリス(万能グリス)を少しつけて再セット。
  Oリング 806913060 50円