ブレーキホース&マスターシリンダー

たくちゃん号(KV3サンバークラシック)

・ブレーキホース交換

15万キロ近く走ったのでそろそろブレーキホースをかえておこうかと。
表面も微妙にヒビが見えてきたし、そろそろね。
交換は前後4本。でも、在庫の関係で前後異メーカー。
前はセイケン、後ろはミヤコ。
両方セイケンにしたかったんだけど、セイケンのリアは廃盤。
フロントも納期がえらいかかったのでそろそろ廃盤になるんじゃないかと予想・・・・。
同型車の方でホース交換をお考えの方はお早めにどうぞ。

参考までに品番を
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フロント SH61857 26521-TA071相当 左右共通 セイケン製 3000円(税別・モノタロウ)
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リア左 BH-F209 ミヤコ製 1288円(税別・モノタロウ)
リア右 BH-F208 ミヤコ製 1288円(税別・モノタロウ)
リアは左右で形状が違うため同じものは使えないので注意。

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まずはフロントから交換。うん・・・くたびれたホースだ。
外す所は3ヶ所。
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ボディ側のナットをフレアナットレンチで緩める。ロックプレートはまだつけたまま!
10ミリのフレアナットレンチが必要。
ブレーキ回りは決してスパナやモンキーレンチなんかで交換しないように!
アルミで出来ているので簡単になめちゃうよ!
フレアナットレンチも信頼できるメーカーのものを。アス○ロのはナメた・・・。
KTCやTONEぐらいのレベルのものを使おう!ナメるとブレーキパイプ交換・・・・高いよー!
ロックプレートはナットを緩めた後に取り外そう。
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フルードが出てくるので受け皿で受け止める。結構な量が出る。
塗装面につくと塗装がはがれてしまうので、もしついてしまったら、ブレーキクリーナーでキレイに。
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ショックと共締めになっている12ミリボルトを外す。
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キャリパー側ボルトを外す。ココも12ミリだったかな。普通のメガネレンチでOK。
これでホースが取り外せる。キャリパー側には銅ワッシャーが2枚あるので注意。
キャリパー側にひっついちゃってると分かりづらいのでしっかり外しておこう。
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新旧比較。ツヤが違うw
包丁と奥さんとブレーキホースは新しい方がいい!?

取り付けていきます。
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全体のネジれが無理がないように位置を出して仮止めしてから、本締め。
アルミナット部はフレアナットレンチでしっかりと。
キャリパー部の銅ワッシャーは新品に交換。
今回はホームセンターで売ってる銅ワッシャーで済ませた。
質のいいもの、かつ内外径はキッチリ合わせるのは必須。一袋4枚入りで100円。

続いてリア。
リアは前述の通り、左右でホースの形状が違う。
助手席側の車両側は分岐用の銅ボックス?に直付けされている。
ココを外すには17ミリのメガネが必要。
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先に、ドラムブレーキ側を外す。ココはフレアナットレンチでしっかりと。
ココもロックプレートは緩めた後に。
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問題はココ。
外側からアプローチしても17ミリのフレアナットレンチじゃないと無理っぽい。
そんなの持ってない・・・・ってことで、先ほど外した側からメガネレンチをつっこむ!
ホースを通しつつ・・・・目的のナット部に到達!
無事外すことができました。
取り付けも同じやり方で。
運転席側は両端ともフレアナット。
リアには銅パッキンはナシなのでラクチン!!これで交換完了!

・ブレーキマスターシリンダー交換
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ブレーキのタッチがいまいちなのはマスターじゃないのか?と思いマスターもホース交換のついでに交換。
高いので中古を。交換してみて差があれば元のやつをオーバーホールしようかと。
作業自体はそう難しいものではない。ブレーキパイプを外す際に必ずフレアナットレンチを使うことぐらい。
簡単に書くと、ハンドルコラムカバーを外し、ステアリングロッドを固定している2本のボルトを外してステアリングロッドを下へ下げる。
そうするとマスターシリンダーが丸見えになるのでブレーキパイプを先に緩めておいてマスターバックから分離。
新しいものに入れ替えてフルードのエア抜きをして完了。

結果的にブレーキタッチに変化が感じられなかった。マスターバックか・・・・。

タイロッドエンドブーツ

たくちゃん号(KV3サンバークラシック)

・タイロッドエンドブーツ交換

タイロッドエンドの運転席ナックル側のブーツにヒビが入っていたので新品に交換。
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いつもは大野ゴムを使うんだけど、ミヤコ製にしてみた。
TBC-007 (大野ゴムDC-1525) 178円(税別・モノタロウ)
なんとなく大野ゴムのブーツって寿命が短い気がして。
ミヤコのブーツは大野ゴムのものより肉厚。柔軟性にはかけるかもしれないけど耐久性は上なのでは?
値段もそんなに変わらないし。
まずはタイロッドとナックルの切り離し。ピンを抜いてナットを緩めてエンドプーラーでガチャン!
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古いブーツの根元をウォーターポンププライヤーで挟んでグリグリして外す。
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新旧比較。左が新品。
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古いグリスをふき取って新しいグリス(万能グリス)を塗布。
以前はモリブデングリスを塗っていたけど、ゴムへの攻撃性が強いらしく最近は万能グリスを使っている。
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新しいブーツの内側にも少しグリスを塗って30ミリのソケットで軽く打ち込む。
28ミリでも入るけど、少しガバガバな30ミリの方がブーツにダメージを与えなくていい。
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ラック側は外していないので、こんな感じでパンダジャッキを下に置いてうちこんだ。
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はい!圧入完了!エンドをナックルにとりつけて交換作業完了!
ヒビ割れているのはココだけだったので他は交換せず。

ロアアーム

ともろん号(L902Sムーヴカスタム)

・ロアアーム交換

交差点で左にハンドルを切ると、ゴキっ・・・・という音がする。
据え切りしても音はでない。ある程度直進した後、減速しながら左折した場合に音が出る。
ボルト類の緩みをチェックしても特に緩んでいる様子はない。
テンションロッド(ムーヴの場合スタビがこれに相当)、ロアアーム、タイロッドエンドあたりが怪しい。
タイロッドエンドは先日新品に換えたばかり。ここまで短期間でダメになるとは思えない。
スタビブッシュも割りと新しい。
据え切りで音が出ないのでパワステラックは除外。
となると、ロアアームのボールジョイントが怪しい。
中古に交換したけど割りとしっかりしてたけどなぁ・・・・・。
ってことで、新品いきます!
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ヤフオクで純正社外品をポチッ。左右で約8000円。
新品のナット、コッターピン、スタビブッシュまで付属しちゃってこの値段。安いっ!
青いのはブーツ保護用のカバーです。使う時には取り外します。

では、早速交換作業開始!
まず、スタビを外して、ロアアームから分離。
次に、ナックルとの結合部であるボールジョイントの切り離し。ピンを抜いてナットを緩める。

普通はプーラーがないと苦労するポイントなんだけど、先にメンバー側を切り離してフリーにしてロアアームを下方向にテンションをかけつつ、大きめのプラハンなどでアームの真ん中あたりを叩くと外れる。プーラーいらず♪
注意点はドライブシャフトが抜けないように注意すること。抜けるとATFが漏れますw
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これがメンバー側。運転席はボルト&ワッシャー&ナット。助手席側はナットがメンバーに固定されている。
ボルト挿入方向は後ろから前へ。
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ナックル側はこんな薄いナットとコッターピンで固定されてる。
ナットはボルトとツラになるぐらいまで緩めておいてボールジョイントを分離。
ナットを完全に外しているとアームが落っこちてケガするので必ずナットはつけて作業しよう。
運転席側はタイロッドエンドを切り離した方が作業しやすいカモ。
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新旧比較。上が新品。
特に・・・・違いはない。ボールジョイントの動きもあんまり変わらない。むぅ。ここじゃないのか?
まぁいいや。新品つけよう。
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単純に入れ替えるだけなのでそんなに難しくない。サクサクっと交換。
写真はスタビがついてない。真ん中の丸い穴にスタビが入ります。
と、スタビを付ける時にふと思いついた。
音の原因ってスタビなんじゃね?と。
スタビはねじれることでその効果を発揮する。つまり、ボディ、アームがねじれてるという状況・・・交差点を減速しながら曲がる時だ!
そしてスタビはブッシュを介して固定されている。ねじれる時、このブッシュが音を出してるんじゃないか!?
そう思って、ブッシュが何かと接する部分にシリコングリスを薄く塗ってみた。
前側のかまぼこブッシュの内側、アーム側ブッシュの内側とアーム接触部にヌリヌリ。
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完成!
結果。音が消えた!アームかもしれないけど、原因はたぶんスタビ!
アームを交換したおかげなのか、乗り心地がよくなった。よくなったというか、フロントのしっかり感が出たというか。
乗ってて気持ちがいい♪

スライドピン

ともろん号(L902Sムーヴカスタム)

・ブレーキキャリパーのスライドピン交換

15万キロ走ったのでスライドピンを交換。
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上側ボルト 47715-97201(47715-B2010) シリンダースライドピン No.1 530円(2015.8現在税別)
下側ボルト 47714-B2020 シリンダースライドピン No.2 630円(2015.8現在税別)
結構値段します。でも、スムースなブレーキングのためには仕方ない。
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新旧比較
下側のゴム付ボルトは対策品になってるようですな。ラバー部が2つになってる。
買った後に知ったんだけど、このラバーボルト、上側にも使えるらしい。
そのほうが安定するらしい。そういうの早く教えてよダイハツさん!
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もったいないのでラバーボルトを買い足さずに使うことに。
作業は単純に入れ替えるだけ。ボルトにはブレーキラバーグリースを薄く塗っておくのを忘れずに。
ボルト自体は亜鉛メッキされているようだけど、塗装しといたほうがいいかなぁ・・・・なんかサビそう。

交換後、ブレーキフィーリングに全く変化なし。はい。過剰整備の典型みたいなww
ピストンのダストブーツが破れかかっていたので交換しなきゃ・・・・。スライドピンよりこっちの方が大事やんw

給油口のフタ

ともろん号(L902Sムーヴカスタム)

・給油口のフタ取付

外してあった給油口を取り付けた。
ダイハツ部販にリベットを買いに行ってきた。
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90042-69027 リベット 175円(2015.8現在税別)
6角ネジ切りタイプのリベットだとばかり思っていたらタダの幅広リベット・・・・。
1個175円もする。こんなの部販で買うんじゃなかった。800円で100個くれるよ・・・。

そして・・・・このリベットをかしめるだけのリベッターを持っていなかった(--;)
手持ちのハンドリベッターではギリギリオーバーサイズ。
かしめたはいいけどシャフトが折れない、抜けない・・・・。
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まぁいいや。早速リベッターにセットしてかしめ・・・・・れない(><)
微妙に適用サイズをオーバーしているのかいくらしめてもシャフトが千切れない。
最終的には握ってもスカスカ・・・・オバカになっちゃった。
金ノコでシャフトを切断。
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ピンボケ気味で申し訳ない。
リベットはギリギリかしめられているレベル。ほんとギリ。
上側も同じようにやるとグラグラしそうだなぁ・・・・。

ってことで、もうこのリベット使うのヤメました。
アルミのナッターを持っているのでそれで代用することに。
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非常にきれいにできました♪
中にボルト入れたほうが強度あがるかな?
それと、防水しておいたほうがいいのかな?
純正リベットは樹脂ついてたし。。。。周りにコーキング塗るぐらいでいいかなぁ。
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変則的だけどこれでヨシとしよう。
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ちゃんと開け閉めできます。
しかしリアバンパーが・・・(まだいうか?w)