エンジンオーバーホール その11

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たくちゃん号(PS13シルビアK’s)

・エンジンオーバーホールの続き

今日はフロントカバーを組み立てていく。
実はフロントカバーをバラバラにしたところのレポートを作っていないんだけど、組み方わかればバラし方もわかるかなと思って・・・逃げますw
そして掃除はできちゃってるものとして進めますw ←さらに逃げ

まずはオイルポンプのバルブセット。新品です。 15132-79E00 1160円(2016.8現在税別)
スプリング2種類、シム2枚、ピストン(?)1個、ロックナット、銅パッキンのセット。

もともとエンジンについていたのが0.49が2枚、そして手持ちの予備も0.49・・・・新品0.5の計2種類。
S13のSR20DETはもともとは入っているシムは1枚。0.5程度が1枚ペロンと入ってるだけ。
前回オーバーホールした際に1枚増やして1.0程度としていたんだけど・・・・今回さらにもう1枚増やします。
とはいえ闇雲に分厚くすりゃいいってもんではないので1.5程度に抑えたい。というか、1.5ピッタリにしたい!
今あるシムだと1.49が一番近い。あと0.01・・・なんか負けた気がするってことで、他のシムがないか・・・と思って、在庫の180SX後期エンジンとS14のSR20DETのものを取り外して・・・。

マイクロゲージでシムの厚みを計測!

0.51が3枚!おぉ、これを1枚使えば1.5になる!!
0.5、0.49、0.51の3枚を使うことにしました。

このシムを組む時に、注意しなきゃいけないのが、ロックナット側にシムがひっついちゃってることがあるということ。
この写真ではシムが入っています。オイルでひっついちゃってるので本当によく見ないとわからないかも。
シムが入ってない・・・・って時は入念にマグネットなんかでツンツンしてみることをオススメします。

ピストン、スプリング2本、シム3枚、銅パッキン、ロックナットという順番で組み込む。
これでオイルポンプのバルブ部はOK。

今度はポンプギアを組んでいく。特にキズなんかはなかったので掃除しただけ。
組み付けペーストを薄く塗ってはめ込んでいく。

先ほどバルブを組み込んだカバーと当たる部分にもペーストをぬりぬり。

カバーを固定しているボルトにはネジロック剤を塗る。

これぐらい塗ればOK!

ボルトを取り付けてインパクトドライバーで少し強めに固定しておく。

念のためカシメて緩まないように。
最後に、フロントからオイルシールを装着する。

使ったオイルシールはこれ。 13510-53J00 570円(2016.8現在税別)

径の合う塩ビ管をあてがってプラハンで叩いて圧入。
ナナメにならないように少しずつ入れていく。

こんな感じで径がピッタリ。

外周がツラになればOK!中のグリスには手を触れないように・・・・

完成!
クランクシールはフロントカバーを組んだ後に装着してもいいかもしれない。
とりあえずフロントカバーはこれで終わり!
オイル通しは組み付ける直前にやります。

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