シリンダーブロック

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たくちゃん号(PS13シルビアK’s)

・シリンダーブロック歪み計測
ブロックの歪み計測をします。
計測前に残っている純正ガスケットのカスを掃除。
オイルや水経路にガスケットカスが落ちないよう掃除機をかけながら地道に落としました。
最後にオイルストーンで仕上げて、いざ!ストレートエッジを置いてシクネスゲージで計測!!
張り切ってストレートエッジを置いたものの、エンジンルーム内で計測しようとするとエッジが長すぎてインテーク側のストレートとナナメ1カ所の2方向しか測れない・・・。60cmのものだったんだけどもう少し短いやつの方がよかった。長すぎて色んなところに当たってしまう。50cmぐらいがベストかも。
それに、フロントカバーのところのチェーンガイドが邪魔。
エンジンをクルマから降ろすか、フロントカバーを外した状態でないと計測できない。

で、6方向でチェックしなければならないうち2方向のみでチェックした結果、写真の方向で0.06mmの歪みがあることが判明。ブロック中央付近が低い感じ。

引き抜くと抵抗感がすごくあるけどなんとか抜ける。0.07mmは通らないので0.06~0.07mmの間なんだと思う。間とって0.06mmぐらいにしておこう。
整備書によると歪み限度は0.1mmまでは大丈夫とのことだが・・・おそらくヘッドと合わせて0.1mmだと思われるので、ヘッドの0.03.5mm(こちらも仮定)とブロックの0.06.5mmで0.1mm。ギリですやん。
えぇい!こうなったらブロックもクルマから降ろしてバラして計測しよう。
0.01mmのシクネスゲージがまだ届かない(出荷日の遅延連絡があった・・・)ので、到着次第ヘッドがどれだけ歪んでいるのかを正確に調べて、最終的にブロックとヘッド両方を面研するのか、ブロックだけにするのかを決めます。
0.01mmのシクネスゲージはSK(新潟精機)のものにしました。1825円もしやがる。

ここまでの検証の結果、微妙な数値。純正ガスケットではギリギリ抜けるか抜けないかな値なのでガスケットは抜けていたかもしれないし、抜けていなかったのかもしれない・・という感じです。

原因として考えられる要素は他にもありそうなので、エンジンの歪みに関しては面研をするかブロックを交換するなりして原因となる要素をつぶしてから組みなおします。
というわけで、水温上がる原因はこれ!といった明確なものが得られない状態です。

作業ペースがめっちゃ遅いですが、気長にがんばります。

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