シリンダーヘッド

Pocket

たくちゃん号(KV3サンバー)
 ・ヘッド組みつけ
  組む前にストレートゲージとシクネスゲージで歪み具合を見る。
  0.05ミリ歪んでいたら面研決定なんだけど0.04のシクネスゲージがどこにも入らな
  かったので問題なし!
  ブロック、ヘッドとも脱脂する。
  11-07-05_02-48-04.jpg
  ヘッドガスケット。
  メタルガスケットに・・・とか思ったけど、別にノーマルだし、いっか〜みたいな。
  ガスケットシリンダーヘッド 11044KA193 3670円
  なぜかヤフオクに出品されててこれより安く手に入れれたw
  11-07-05_15-13-00.jpg
  ヘッドガスケットを載せる。
  つくようにしかつかないので向きを間違えることはない。
  11-07-05_02-48-59.jpg
  別アングルから。
  11-07-05_15-15-00.jpg
  ヘッドを載せる。
  カムスプロケを仮組みしておくとバルブ位置が分かりやすくていい。
  ダウエルピンを合わせるように置く。
  11-07-05_15-18-00.jpg
  ヘッドボルトのネジ山部、ワッシャー部にエンジンオイルを塗る。
  もちろんボルトの掃除はしっかりとしておく。
  11-07-05_15-21-00.jpg
  ボルトを挿入。
  11-07-05_15-11-00.jpg
  整備書の記述によると
  11-07-05_15-26-00.jpg  
  中心から外に向けて対角で、2度に分けて締めていく。
  もちろんトルクレンチで。
  締め付けトルクは3±0.3kg/m。
  3キロで締めたらすべてのボルトを緩めてフリーにする。
  緩める順番は音から中心へ向かって対角で。
  再び2.0±0.05kg/mで締める。誤差がすごく小さく設定されている・・。
  11-07-05_15-48-03_002.jpg
  最後に90度の角度締めを行う。
  スピンナーハンドルに角度ゲージをつけて締めた。
  順番は中心から外へ向けて対角で。
  結構な力で締めなきゃいけないので大変。
  すべてのボルトを角度締めしたらヘッド組みつけは完了!
  といいたいところだけど、エンジンが動こうとするので一人じゃ厳しい・・・
  角度締めはまたスタンドの上でやろう・・・。
 ・タイミングベルト取り付け
  タイミングベルトを取り付ける。
  その前に、タイミングベルトカバーを装着する。
  11-07-05_16-30-00.jpg
  タイミングベルトカバーの背面のスポンジを交換。
  シーリングベルトカバー4 13554KA000 230円
  11-07-05_16-31-00.jpg
  両面テープで貼られているだけなのでペリっとはがして新しいのを貼る!
  11-07-05_15-50-00.jpg
  10ミリ3本のボルトで固定。
  締め付けトルクは0.7±0.2kg/m
  11-07-05_15-45-00_002.jpg  
  続いてゴムシールを装着。
  2種類あって、長い方が左側に横方向に、短い方が右側に前後方向へつける。
  写真ではベルトカバーがついていないけど、ベルトカバーをつけた後に装着しないと
  ちゃんとつかない(^^;)
  11-07-05_15-42-00.jpg
  長い方。 シーリングベルトカバー2 13587KA053 150円
  11-07-05_15-45-00.jpg
  これがココにつく。
  11-07-05_15-42-00_002.jpg
  短い方。  シーリングベルトカバー3 13552KA031 200円
  11-07-05_15-43-00_002.jpg
  これがココにつく。
  カバーがついていたら差し込むような形で装着する。
  11-07-05_15-51-00.jpg
  カムスプロケットを装着。
  12ミリ3本。締め付けトルクは1.2±0.2kg/m。
  固定できなければフライホイールつけてから本締めでもいいだろう。
  スプロケにあるポッチマークをカバーの切り欠き部分に合わせる。
  11-07-05_15-56-00.jpg
  次にクランクスプロケを装着。
  クランクプーリーもつけてグルグルクランクを回す。
  このエンジンはバルブクラッシュしないからグルグル回しても大丈夫!
  オイルポンプの合いマーク(でっぱり?)にスプロケのポッチマークを合わせる。
  クランク側のベルトカバーをつけたらちょうどクランクプーリーの位置が0度になって
  いるはず。
  この時、1番、4番のピストンが上に来ていることをプラグ穴から確認する。
  11-07-05_16-13-00_002.jpg
  ピストンが見える。
  11-07-05_16-13-00_003.jpg
  こちらは2番、3番。真っ暗で何も見えない。
  ヘッド組む前にやっとけよって話なんだけどね(^^;)
  11-07-05_16-08-00.jpg
  続いてベルトテンショナーを装着。
  スプリングとウォーターポンプにあるポッチにひっかけてセンターボルト(12ミリ)を
  固定。
  スプリングはカバーにひっかける形になっていたけど、年式によってはボルト止め
  の場合もある。その場合は締め付けトルク06±0.2kg/m
  11-07-05_16-08-00_003.jpg
  このポッチにはめる。  
  このスプリングをいっぱいに伸ばした状態でセンターボルトを固定しておく。
  タイミングベルトを装着。
  ベルトに書いてあるマークと各スプロケのポッチマークを合わせる。
  11-07-05_16-05-00_002.jpg
  こっちがカムスプロケ側
  11-07-05_16-05-00_003.jpg
  そしてこっちがクランクスプロケ側
  位置出しができていればすんなり合うはず。
  ベルトテンショナーのセンターボルトを緩めとテンションが張られる。
  11-07-05_16-13-00.jpg
  少しクランクを回してベルトのたわみを取る。
  その状態でテンショナーをツンツンしてガタをなくしてセンターボルトを本締め。
  締め付けトルクは2.5±0.3kg/m
  これでベルトは装着完了!
  続いてブロック側のタイミングベルトカバーを装着。
  11-07-05_16-15-00.jpg
  10ミリのボルト5本。締め付けトルクは0.7±0.2kg/m
  ベルトカバーのガスケットを交換する。
  シーリングベルトカバー 13597KA031 470円
  11-07-05_16-16-00.jpg
  細いヒモのようなゴムが溝にはまってあるので引っこ抜く。
  そして新しいガスケットをはめる。
  11-07-05_16-18-00.jpg
  ボルトを全部通して仮締めの状態でガタガタ揺らして位置を出してから本締め。
  そうしないとクランクプーリーが干渉する。
  カバーがついたらクランクプーリーを取り付ける。
  11-07-05_16-19-00.jpg
  クランクボルトにはネジ山部とワッシャー部に少量のエンジンオイルを塗ってか
  ら取り付ける。
  11-07-06_00-39-00.jpg
  クランクプーリーに刻まれているマーク(一番左が0度@1&4番シリンダーの圧縮上
  死点)がカバーのマークと合っていることを確認する。
  もしズレていたらもう一度ベルトをチェック!
  締め付けトルクは10±1.0kg/mなんだけど、クランクが回ってしまうのでフライホイール
  をつけた後で本締めする。
  11-07-06_00-40-00.jpg
  カム側のカバーも装着。
  10ミリボルト3本。締め付けトルクは0.7±0.2kg/m
  本当は4本なんだけど、もう1本はオイルレベルゲージと共締めになってる。
  タイベル周り完成!
  11-07-06_00-40-00_002.jpg
  エンジン下あたりのステー(?)もつけておいた。
  10ミリボルト2本。締め付けトルクは0.7±0.1kg/m

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です