たくちゃん号(KV3サンバー)
・キャブレター分解
先日取り外したキャブを分解していく。
まずはフロートチャンバーを分解。

プラスネジ4本で固定されているだけ。
ネジを外しプラハンでコツくとパコッと外れる。

キャブレターピストンのリンクがつながっているのでうまい具合に向きを変えて取り外す。

静かに持ち上げないとインジェクターウエイト(ピン)とチェックボールが落ちるので注
意。インジェクターウエイトの下にボールが入っている。

ガスケットはガソリンにやられてベロベロに伸びてる。再利用は無理っぽい。
見た感じここからのガソリン漏れはなさそうだ。
さらに漏れている箇所であろうピストンの部分を分解。こちらもプラスネジ2本。

分解するとこんなのが出てくる。
下に写ってるのが前述のインジェクターウエイトとチェックボール。


ジャバラブーツがズタボロ。
ピストンについてるシールもへたってるみたいで差し込んでもスカスカ・・・抵抗感なし。
どうやら問題だったのはこのシールっぽい。こりゃガソリン抜けるわな・・・。
部品検索ソフトで調べるとジャバラブーツの単品設定はあるけど、このピストンシールの
単品設定はなし。
ASSYでネジからジャバラブーツまでついてくるようなのでこれを注文しよう。

ジェットはきれいなもんだった。一応キャブクリーナーで掃除しとこうかね。
部品が届くまで中断〜(´・ω・`)
カテゴリー: たくちゃん
キャブレター
たくちゃん号(KV3サンバー)
・キャブレター取り外し
ガソリンが漏れているキャブレターを取り外すことに。
取り外しの手順は以下の通り。
燃料ポンプのカプラーを抜く。
そしてエンジンをかけてエンストするまで放置。
エンストしたら数回セルを回して初爆もないぐらいにする。
バッテリーのマイナス端子を外す。
冷却水を抜く。(全量でなくてよい)
エアクリーナーボックスを外す。
アクセルワイヤーを外す。
ブローバイホース、バキュームホースを外す。

燃料ホースを外す。残留ガソリンが出るのでウエスで受け、ホースにはボルトを差し
込んで栓をしておく。
冷却水ホースを外す。冷却水が出るのでウエスで受ける。やけどしないように。
キャブとインマニを連結しているナット(14ミリ)2本を外す。
キャブを持ち上げつつソレノイドのカプラーがつながっているので切り離す。

これでキャブASSYが取り出せる。
ガソリンのにおいがすごい!くさい〜〜w
漏れている箇所をよく観察してみる。

やはりピストンのジャバラ部分から漏れているようだ。
このブーツだけ交換すれば直りそうだけどついでなんで一度キャブを全バラしますかね。
インマニには異物が入らないようにウエスを突っ込んでおいた。
余談:
オーバーホール時に掃除したミッションの汚れ具合を確認。

割ときれい(・∀・)油汚れがなーい!
ミッションのブローバイホースを延長したのが効いたようだ。(^^)

あとはエアクリボックスにあいている小さな穴から染み出ている。
ここをふさいじゃだめなのかな?
構造的に余分なエアはマフラーに逃げると思うんだが・・・
ガソリン漏れ
たくちゃん号(KV3サンバー)
・ガソリン漏れ
なんだかガソリン臭がするなぁ・・・と思ってエンジンルーム見てみたら・・・
キャブの左側あたりがガソリンでべっちょり・・・・・。
これはいかんぞ・・・。

薄暗い時間だったのでライトをつけてみてみると、ちょうどスロットルレバー下の向こう
ぐらいがガソリンでべっちょり。
バルブの蛇腹ブーツがボロボロになってたけど、そこから??
それともその横のメインガスケットが飛んだ?
エンジンO/Hの時、キャブ本体は手をつけなかったのが災いしたか!?
またしばらく不動車です。
エンジンオイル
たくちゃん号(PS13K’s)
・エンジンオイル交換
サボりすぎた・・・・・orz
1年、3000キロ越えちゃってた・・・・

今回も上抜き。
3L弱抜けた。
長期間交換してなかったのでフィルター交換もした。
使ったのはエイシンフィルター。
オイルはいつものエンデュランス10W−50
最近街乗りしかしてないので10W−40ぐらいでいいのではないかと思ってみたり・・。
交換後はすこぶるエンジン音が静かになった。
ちゃんと交換しなくちゃね(^^;)
走行距離36103キロ
パワステラック
たくちゃん号(PS13K’s)
・パワステラック交換
どうも最近、車の動きがおかしい。60キロぐらいでフラフラしはじめる。
ものすごーくリアがトーアウトな車に乗っているみたいに不安定。
そんな状態でここ1ヶ月乗っていたんだけど、ステアリングコラム周辺からガタガタという
音がし始めた。
こりゃもう末期だ・・ということで点検をすることに。
アームもタイロッドもテンションロッドも特に異常はない。
ってなるとパワステラックか・・・・。
見た目では特に違和感はないんだけど、もうここぐらいしか考えれないので予備のラック
に交換してみることにした。
交換自体はそんなに難しいものではないんだけど、下からの作業になるのが若干面倒。

ジャッキアップしてウマに載せる。寒いのでこの作業が面倒くさい(爆)
まずはアンダーカバーを取り外す。
鉄製なので重い・・・・・。
そしてステアリングシャフトとパワステラックを切り離す。

ユニバーサルジョイント部分で切り離す。
切り離す前はハンドルをセンターにしてマーキングをしておいた。
ボルトはどちらも12ミリ。両方を緩めて、下側はボルトを抜く。
抜かないとラックが抜けない。
ナックルからタイロッドエンドを外す。ナットは19ミリ。コッターピンは再利用不可。
パワステタンクからきている油圧パイプを緩めてフルードを出し切ってしまう。
寒いのでここで時間がかかった。
このパイプを固定しているゴムステーをフリーにしてやるとフルードを摘出しやすくなる。
最後に、ラックを固定している4本の17ミリボルトを緩める。
助手席側には10ミリのボルトもあるので注意。カバーを外さないとダメ。

これでタイロッドごとラックが摘出できる。
新旧比較。右&下が外したラック、左&上がこれからつけるラック。


ラックとタイロッドを分離して、ラックのシャフトの状態をチェックしてみた。
シャフトに焼けた跡が微妙についてた。
どうもシャフトが曲がってるっぽい。
でも、フルードがもれたような跡もなくフワフワする理由とは少し違う気も・・・。
助手席側のラックのフタにあたるナット(?)が緩んでいた。これが原因か!?

ラックを外したついでなんで、ホースとOリングの交換もしておいた。
ホースは10cm弱の長さなんだけど、もうその長さで部品が出ない。
25cmぐらいの長さのホースが出てそれを短くカットしてから使えと。
長い分、余分に高い(−−)
写真一番上がホースがついてたパイプ。
真ん中がついてたホース。一番下が新品ホース
Oリングは2種類、大きさが違う。
49725-35F61 ホースリターンパワーステアリング 1750円
49328-03E00 シールOリング 180円
49745-01E00 シールOリング 180円
ホース交換ができたら
新しいラックをボディに取り付ける。
外した逆の順序でやればOK。位置はつくようにしかつかないので調整不要。

ユニバーサルジョイントの下あたりにつくこのカバーも新品を投入。
経年劣化でカチカチになって割れちゃって、どっか行ってしまってたんだよね。
49369-60U00 キャップシール 870円
外したタイロッドを新しいラックに取り付ける。
ネジロック剤を塗って固定。
タイロッドエンドのコッターピンは新品を使用。
純正品ではなく100円ショップで買ったもの。大きさと長さが合えばなんでもいいのだ。
ジャッキアップ状態のまま、ハンドルをロックtoロック操作してフルードを入れていく。
もちろんエンジンはかけた状態で。30回ぐらいやると大体エアが抜けると思う。

パワステフルードは500mlあれば十分。
日産純正フルードを使用。意外と安いんだよねこれ。
今回はげ〜ちゃんにもらった。ありがとう!

エア抜きが済んだら、各部位のオイル漏れなどがないかチェック。
漏れていないようなので、蛇腹ブーツをタイラップで固定。
長いのがなかったから短いの2本で。
長いの買ってきて1本に変えなきゃ。ブーツに変なシワついたらいやだし。

最後にアンダーカバーを元に戻して試走。
すんごいしっかり感が出た。フロントの剛性感がものすごく上がったように感じる。
というか、これが普通で今までがおかしかっただけなんだよね(^^;)
ハンドルのセンターも大体出てる。
車は微妙に左に流れるのでこれはリアのトーがズレていると思われる。
まぁ、さほど気にならないので時間があるときにリアのトーをみておこう。
んで、コラムのガタガタ音は消えず。
ハンドルを左右に小刻みに回すとガタガタガタ・・・・と音がする。
ボスが悪いのかと思ったけど、どうやらシャフト自体がおかしいようだ。
ボスの下のあたりにあるベアリングか、ラック側のユニバーサルジョイントか、はたまた
ハンドルロック機構周りか?
とりあえず予備部品のあるユニバーサルジョイントから交換してみよう。
後で調べたんだけど、シャフトのベアリング、単品設定がなかった・・・シャフトごと交換
になってる。中古でシャフトを買うか、合うベアリングを探すか・・・ま、ユニバーサルジョ
イントを交換してみてからだな。