たくちゃん号(KV3サンバー)
・オイルシール交換
部品が入ったので作業再開!
まずはクランクキャップをキレイにする。
クランクベアリングは外して歯ブラシでゴシゴシ。
ミゾ部分のシールをきれいに除去しておく。
そして取り付け。
クランクベアリングがはまるところは脱脂。
ベアリングをはめてベアリングの表面にはオイルをタップリ塗っておく。
もちろんクランクシャフト側にもオイルをタップリと。
そして、クランクキャップのクランクシール側あたりに液状ガスケットを塗布。
整備書には書かれていないけど、ここから漏れている可能性が高いので試験的にやって
みることにした。オリジナルなやり方なので真似するかどうかは自己判断で。
クランクキャップのボルトは4kg/cm2±0.3で締める。
クランクキャップがつくと液状ガスケットがむにゅっとはみ出てくる。
続いて棒状シールを取り付ける。
シールベアリングキャップ 311282100 120円(2個必要)
装着イメージ。微妙に向きがあるのですんなり入る方で。
整備書には液状ガスケット1105を1/3ぐらい塗って差し込めとあるので1/2ぐらい塗る。
そしてムチュっと差し込む。
ぐうぅ〜〜〜!っと押していくとツラになる。
まぁ・・・・そしたらこれでもかってぐらい液状ガスケットがはみ出た(爆)
整備書通り、1/3でいいのかもしれない。
はみ出た液状ガスケットは軽く拭いておく。
そしてクランクシール。
オイルシール 806768060 960円
武蔵オイルシール S6527
80パイのパイプをあてがってコンコンとプラハンで優しく叩きながら挿入。
リップ部分にはカジリ防止のためのシリコングリスを薄くぬっておいた。
そして念を入れてクランクシールの外周、棒状ガスケット付近に液状ガスケットを塗布。
気持ち程度なんだけど、これで少しでも漏れが防げれば・・・。
指で押し付けるようにしてガスケットを塗りこんでおいた。
余分なガスケットは拭いておいた。
続いてオイルパンを組んでいく。
エンジンブロック側の接合面をブレーキクリーナーを染み込ませたウエスで拭いて脱脂。
オイルパン固定ボルトはたいていこんなになってるんで、あらかじめきれいにしておく。
左=掃除前、右=掃除後
オイルパンもオイルストーンでレベルをだしておく。
オイルパンに液状ガスケットを塗り取り付け。
スリーボンド1207C(今回はPITWORK1218)を塗布。
オイルパン装着完了!
締め付けトルクは0.7±0.1kg/m。
液状ガスケットがむにゅっとはみ出てくればOK。
極寒のため、ガスケットが乾くまで念のため一晩放置することにした。