たくちゃん号(KV3サンバー)
・フロントショック交換
ショックだけでなくバネ、アッパーマウントもごっそり交換した。
単純に新品にしてもよかったんだけど、実験的な意味合いも込めて、TV1サンバー
のものを流用してみた。
ヤフオクで3万キロ台のものを購入。左右セットで5400円。
アッパーマウントはKV系と同一部品ってことは分かっていたんだけど、問題は下側。
KV系は2WDと4WDで径が違う。
TV系は2WDも4WDも同一部品を使っているので径は同じ。
さて・・・このTV系の径がKV系の2WD相当なのか、4WD相当なのか・・・賭け。
結果からいうと、まんま同じサイズだった。(・∀・)
取り付けもポン付け。いや〜簡単すぎて拍子抜け。
それでは交換レポをどうぞ。
まずは取り外しから。
運転席側はシートを外す必要がある。
シートは4点で固定されているのでボルトを4本外してしまえば動かせる。
前はココと
ココ。
後ろはココと
ココ。
ボルトサイズは12ミリ。
助手席側はロックを解除して倒すだけでいい。
シートが外れたらグロメットがあるので取り外す。内側に抜いた方がラクチン♪
アッパーマウントの固定ボルトが見えるので緩める(あくまで緩めるだけ)
14ミリ。
続いて下側。
ブレーキホースの固定ブラケットを取り外す。12ミリのボルト1本で固定されている。
続いてショック本体を固定しているボルトを取り外す。14ミリ。
ボルトは全部抜いておく。
後述するけど残したままだとショックが分離できない。
ナックルを下方向に軽く叩いてショックと分離する。少しずつ外れる。
たいていはサビているだろうからCRC556なんかを吹いたほうがいいだろう。
割れ目にマイナスドライバーを打ち込んだりするのもアリかな。
ナックルと分離できたらマウント側のナットを取り外してショックを取り出す。
ボルトを外さないとショックが抜けない理由。
ショックがへこんでいてそこへボルトが通るようになっている。
要するに抜け止めですな。
ボルトを抜かないと全然抜けないので注意されたし。
TVショック(左)とKVショック(右)の比較。
ほぼ寸法は同じ。ABSハーネス固定用のステーと、バネの巻き数が違うぐらい。
TVとKVではバネレートが違うのか、バネの巻き数が違った。
単純なバネレートが分からないんだけど、ちょっとかたくなるのかな?
ABSステーは使わないのでハンマーで叩いて曲げておいた。
取り付けは外す逆をしていくだけ。
アッパーマウント側のナットを取り付け。
ナットを取り付けるのは車内側からやるより、タイヤハウス側からやった方が作業しや
すかった。
ナットが取り付けれたら車内側から工具を使って締めこんだ。
ナックル側を取り付ける。
ABSのステーが外側に向くようにセット。
ちょうどナックルの割れ目部分にブレーキホースステーがくるように位置を調整する。
位置が出てないとボルトが通らない。
ボルトを本締めして完成。
車高は上がった。
KVショックの時は前傾姿勢だったんだけど、TVにしたら若干前傾かな・・・っていうぐ
らいのほぼ水平姿勢。
KVショックが抜けてたか、バネがヘタってたんだろうな。(^^;)
ちなみに、TVのショックは左右指定がないので、左右を入れ替えて装着した。
運転席側が必然的にヘタりやすいと思うし。
乗り心地は若干ゴツゴツ感が出た気がする。バネレートがあがったのかな。
でも、前傾姿勢が改善されたせいかハンドルがすごく軽い。
ラクチンになった♪
走行距離 114772キロ
カテゴリー: サンバークラシック(KV3)
点検
たくちゃん号(KV3サンバー)
・各種点検
エンジンオイルの漏れをチェック。
ヘッドカバーからのオイル漏れは解消したようだ。
ドレンボルトからの漏れは相変わらずw 何もしてないしねw
冷却水の減りもなさそう。
親に50キロほど乗ってきてもらったんだけど、水温も安定しているようだ。
エンジンルームを眺めていると、バキュームホースがぷら〜ん・・・・
あ・・・
ウォーターアウトレットパイプについているテンパラチャーバルブに刺さっている
べきバキュームホースがぷら〜ん・・・。
バルブのニップルが根元から折れちゃってた。
樹脂だから折れたんだろうな。
ゴムカバーにも亀裂が入っていて今にも真っ二つになりそう・・・。
これは新品に交換か!?
帰宅後、値段を調べると3000円・・・・。たけーーーーーーーーーーーー!
とりあえず、アロンアルファでくっつけてみた。
しばらく走ってみて様子を見よう。
またポロっと折れるようなら新品買おう。(−−;)
いろいろ
たくちゃん号(KV3サンバー)
・ヘッドカバーガスケット交換
やっぱり激しくオイル漏れしちゃってる。ケチって再利用したのがダメだったようだ。
ってことで、新品に交換。
エンジンを切った直後だと熱いし、オイルが垂れてくるので一晩放置して作業開始。
ヘッドカバーを外して、エンジン側の取り付け面を清掃。
ブレーキクリーナーをウエスに染込ませて拭きあげて脱脂しておいた。
ヘッドカバー側も同様に清掃。
ガスケットロッカーカバー 13294KA103(or KA211) 1610円
今回は純正品ではなく純正同等品を使用した。
ヘッドカバーにはめていく。プチプチっとはまっていく。
さらに念をいれて液体ガスケットも併用。
エンジンを組む時に使ったスリーボンド1215を使った。
下半分にビッシリ塗っておいた。
写真じゃ上側になってるけど、エンジンにつけたら下側になる。
角の部分は特にしっかりと。
ボルト穴のOリングも新品に。
Oリング 806911040 110円(6個必要)
互換部品の806911030だと70円・・・・しくった(´・ω・`)
ヘッドカバーにはめ込んでおく。
少量のエンジンオイルを塗っておくのを忘れずに。
ヘッドカバーのボルトの締め付けトルクは0.7±0.05kg/m
プラグコードやブローバイホース、アースケーブルを元に戻して完成。
※写真はブローバイホース付け忘れてるw
液体ガスケットを使っているので12時間以上放置する。
明日エンジンを始動させて漏れてないかチェックしよう。
・クランクボルト本締め
本締めするの忘れてた・・・・。ってことで本締め。
サイドブレーキを引いて、ギアを入れた状態でなおかつファンベルトに木製のクサビを
挟んで締めた。
締め付けトルクは10±1.0kg/m2
17ミリ。
・冷却水補充
少し減っていたので冷却水を補充。
エアが抜けたのならいいけど、漏れていたら困るなぁ・・・
一応、全体を上からと、下からとチェックしてみたんだけど、目視では漏れている感じは
なかったので大丈夫だと思う。
しばらく水の量はチェックしておこう。
・オイルレベルゲージOリング交換
交換していなかったOリングを交換。
純正部品ではなく市販のOリング。手持ちであったので流用してみた。
サイズもぴったんこ♪
ちなみに純正部品番号はこちら
シールOリング 806904010 40円
古いOリング。
もうちぎれちゃってった。弾力もなくカチコチ。
やっぱり熱がこもるんだろうな。
・リアバンパー建付け調整
オープナーを操作しても開かない時があったので建付け調整をした。
この2本のボルトを調整。
トライアンドエラーで何度か調製した結果、オープナーを操作するとバイン!と開くよう
になった(・∀・)
・キーレスリモコン電池交換
キーレスの効きが悪くなったので電池を交換。
プラスネジを外してカバーを分解して電池を入れ替えた。
CR1616を2枚重ね。ホームセンターだと1枚300円以上したのでダイソーで買った。
210円なり。
ダイソーだけどマクセル製なので大丈夫だろう。
交換後、効きがすこぶるよくなった(・∀・)
でも、スライドドアが無反応・・・・
長い間雨ざらしだったためか、スライドドアの接点が朽ちていた・・・。
表面はグリスを塗っていたので大丈夫だったんだけど、配線側がズタボロ。
グリスも塗ってなかったし・・・ドア内部の湿気で錆びたようだ。
サビを落としたら端子がポロ・・・・・取れた(´・ω・`)
こりゃ新しい接点を使って今度は錆びないように防水処理をしっかりして付けなおした
ほうがよさそうだ。
ってことでスライドドアのみ手動でロック。
・ドレンボルトオイル漏れ
オイルパンにしずくがついてた。
漏れとるがな(−−;)
漏れている箇所はどうやらドレンボルトから。
パッキン新品を使ったんだけど、あのスバル純正タイプってダメだな。
日産の銅パッキンタイプに変更しよう。
漏れ具合は地味なので次回オイル交換時に交換することにする。
・オートチョーク
冷間時のオートチョークでの回転数が低すぎるようだ。
また調整せねば。
いろいろ&試走
たくちゃん号(KV3サンバー)
・LLC交換
LLCを交換・・・・というか補充した。
ラジエターを外した時にほとんど排出したんだけど、残留LLCが少しはあるかもしれな
い。ほぼ空っぽということで。
今回使ったLLCはホームセンターで購入した。希釈タイプで2L。
最近そのままタイプばかりで困る。そのままタイプってそんなに需要あるのか?
割高にして儲け分を増やしただけにしか思えない。
サンバーはエアが抜けにくい車なので、リア運転席側をジャッキアップして高くする。
まずはリザーバータンクにLLCを入れる。一応2倍に希釈したものをLレベル上ぐらい
まで入れる。
そして、メイン給水口よりLLCの原液を入れる。残ったLLC全部を入れた。
そして残りは水道水。希釈率は・・・テキトー(爆)
岡山はこれでトラブルが起きるような地域ではないので無問題。
極寒な地域な方は真似しちゃだめだぞ。
注水口ギリギリまでゆっくり優しく入れる。できるだけあわ立たないように。
そして、スペアタイヤ前あたりにあるエア抜きバルブを開放。
分かりづらいかもしれないのでズーム♪
クリップで固定されているゴムキャップがあるのでそれを取り外すと水が出る。
水が出てくればOKなのですぐにバルブを閉じる。(キャップをする)
エンジンをかける。ヒーターは送風OFF。
メインメーターの水温計が真ん中ちょい下ぐらいにくるまでひたすら暖気。
注水口に注目し、冷却水が減ると水道水を補充。これを繰り返す。
水温計が真ん中ちょい下ぐらいに来たらヒーターをフルホットで風量全開。
A/CはOFF。
暖かい風が出ることを確認する。
ヒーターを入れると水位が減るので水道水を補充。
しばらく補充を繰り返してエアが抜けるのを待つ。
助手席足元あたりからゴポゴポ音がしてたらヒーターコアにエアかんでるので、音がし
てるうちはエア抜き続行。
ジワ〜〜っとスロットルを開いてジワ〜〜〜っと戻すとエアが抜けやすい。
ブン!ブン!とやると注水口からドバッ!っと吹き出るので注意。火傷するよ。
なんだかんだと1時間ぐらいかけてエア抜きした。
エア抜き完了後、ラジエターキャップを取り付け、リザーバータンクの水位をLちょうどに
調整しておいた。
・点火時期調整
行方不明になっていたタイミングライトが見つかったので点火時期を点検&調整した。
ファンが回るまで暖気した後、一度エンジンを止めて1番シリンダー(タイミングベルト側
から1気筒目)のプラグコードをクランプし、エンジンを再始動。
クランクプーリーにライトを照射して点火時期を見る。
タイミングライトで照らすとクランクプーリーにある白い線が見える。
タイミングベルトカバーのポッチで合わせる。
4つ線があって下から0度、6度、10度、14度となる。
サンバーはエンジン回転800回転で6度にあわせるようになっている。
回転数はタコメーターがないので分からないので800回転にあっているものとして点火
時期を調整。
調整はデスビを固定している2本の10ミリボルトを軽く緩めてデスビを回すことえ進角し
たり遅角したりする。
調整前は大体7度ぐらいだった。割と適当につけた割にはいい線行ってたw
指定どおり6度に合わせておいた。
デスビの固定ボルトの締め付けトルクは0.65kg/m
・キャブ調整
キャブも調整してみた。
ファンが回転するまで暖気させた後に行う。
まず、チョークアジャストスクリューを2〜3回転締めこむ。
続いてパイロットスクリューを締めこむ。締めこめなくなるまで締める。
(バカぢからで締めないように・・・)
これでエンジンが止まればOK。
止まらない場合はチョークアジャストスクリューの締め込みが足りない。
無事エンストしたら、パイロットスクリューを4回転戻す。
これでエンジンがかかるはず。
エンジンをかけてそこから1回転締めるまでの間で調整する。
アイドルアジャストスクリューを回してアイドリング回転数を調整。
タコメーターがないのでだいたい・・・で。
今回はパイロットスクリューを全部締め込んだところから3回転戻しにセットしておいた。
チョークアジャストスクリューはエンジンが冷えた時にしかできないので後日調整する。
・ホイール塗装
なんでか1本だけサビてたのでワイヤーブラシでゴシゴシしてシャシーブラックで塗装。
マスキングもせずテキトーに塗装。
・空気圧点検
3ヶ月近く不動車だったので空気圧を点検。
4輪とも2.4kPaにセットしておいた。
しかし、フロントタイヤが偏磨耗してる。外側がツルツル。
こりゃ車検は無理だろうなぁ・・・。
いろいろ
※この記事は編集途中です。
たくちゃん号(KV3サンバー)
エンジン乗っけます(`・ω・´)
今日一日でいろいろやったので整備簿が長いよ〜w
・燃料ホース交換
長い間、未納だったホースがやっと来たので交換。
燃料フィルターから燃料タンクまでのホース。
こいつを付け替えれてなかったのだ。
グニグニとひねって抜いて新しいのにかえるだけ。
ホースタンクフィルター 42075TA070 410円
給油口をあけていれば燃料はもれなかった。(燃料は残1メモリ程度)
エンジンがないと作業しやすい〜
新旧比較。なんか曲がりが違うけどすんなりついた。
・エンジンドッキング!
エンジンをボディとドッキングさせた。
こんな感じで台車に載せたままズズズ・・・とボディの下へ移動させる。
ちなみにこの台車、コーナンで1780円で売ってたやつ。
耐荷重は80キロ。
もちろん重量オーバー。
エンジン載せて動かしてたら車輪が粉砕w
タイヤの部分でなくてホイールの部分(プラスチック製)が粉砕した。
耐荷重80キロの金属ホイールな車輪を買ってきて付け替え。
2輪で160キロ。
4輪替えれば余裕だろうけど、これでギリギリいけた。
そんなこんなで前後左右の位置を合わせて、両端をジャッキアップ
メンバーの固定ボルトを仮付け。
最初は左右1本ずつしか入らない。
ボルトを仮付けできたら、ジャッキを一度降ろして今度は前側をジャッキ
アップ。
ミッションをジャッキアップすれば前側が持ち上がるので入らなかったボ
ルトを取り付けた。
その上でフロントマウントを装着。
この時点ではフロントマウントの車体側のボルトは仮締め。
マウントの新旧比較。
これ同じ向きですぞ。
中心部分の偏り具合が全然違う。
こりゃ交換したら体感できそうだ〜
クッションラバーASSYマウンティング 41022TA111 5060円
この状態でジャッキを外してもエンジンは落ちてこない!
ジャッキを降ろした後にマウントの固定ボルトを本締め。
メンバー側のマウントも本締めしておいた。
エンジンのったぜ!
・ドライブシャフト取り付け
ドラシャをミッションに接続する。
はめるだけなんだけど、真っ直ぐはめないとはまらない。
なのでナックルをジャッキアップ。
しかし、ショックがきいてしまってボディが浮いてしまった。
仕方ないのでショックの下側を外してからナックルを持ち上げるといい
ぐらいになった。
はい!入った!
水平になるとスコンと入る。サークリップがきいているので簡単には抜
けない。
サークリップは再利用してると広がりすぎている場合があるのでそうい
う場合は一度プライヤーなどで丸く縮めてからパチン!とはめ込もう。
はめ込むのがゆるいぐらいだとドラシャ入らないぞ〜
・クラッチワイヤー装着
クラッチワイヤーを装着。
グリスを塗っておいた。
ステーを先に固定しておくと作業しやすい。
リターンスプリングをつけるのを忘れずに。
・スピードメーターワイヤー接続
ミッションにブスッとさして樹脂ナットを回して固定。
差し込む時にミッションの切り欠き部分とワイヤーの先端部分を合わせる。
結構ぐいっと差込みつつ回さないとナットがかかってくれない。
・リバースワイヤー装着
こちらもグリスを塗って装着。
ステーを先に固定しておくと作業しやすい。
・アクセルワイヤー装着
アクセルワイヤーを装着。
この時点ではゆるゆるで装着。
エンジン始動後に調整しながら本締めする。
・燃料ホース取り付け
エンジンに付く燃料ホースを取り付けた。
2本とも新品。それぞれ内径が違う。
ホースリターン 42075TA550 640円
内径が細い方。上側につく。
ホースデリバリ 42075TA540 550円
内径が太い方。こちらがエンジン下側にくるように装着。
・冷却水ホース交換
タンクについてる4本のホースのうち、交換できてなかった1本を交換した。
ホースエンジンヒータインレット 45161TA720 1910円
エンジンの下側につく。
こいつのホースバンドがサビて千切れかかっていたので市販のホース
バンドに交換。
2本ワイヤータイプから平タイプにしてみた。
ホースパイプタンク 45161TA480 740円
・マフラー装着
マフラーを取り付けた。
遮熱板もいっしょに取り付ける必要がある。
遮熱板ごと押し込んで、先に遮熱板を固定。
タイヤハウス側から1本
マフラー左側に1本、
マフラー右側に1本ボルトがある。
マフラー本体はU字のハンガーと、エキマニとの接続部ナット2個、そして
マフラー下側あたりでメンバーに固定されている。
エキマニ−マフラー間のガスケットは再利用した。
排気温度センサーをつけるのを忘れずに。
・ブローバイパイプ遮熱板装着
再塗装してきれいになった遮熱板を装着。
下側を先に取り付けて上側を取り付ける。
パチン!とはさむだけ♪
・エキマニ遮熱板装着
こちらも再塗装できれいに塗った遮熱板を装着。
ジャバラパイプ側は先に裏面の遮熱板を取り付けてから。
マフラー本体が未塗装なのでマフラーがものすごくボロくみえる。
こりゃ後日マフラーも塗装だな。
固定ボルトもサビサビだから新しいのに変えよう。
・エンジンオイル
エンジンオイルを入れた。ナフコで売ってた980円のオイル。
10W-30
とりあえず安いの入れて走行100キロで即交換する予定。
現時点で約2.2L入った。
走行距離114683キロ
・ミッションオイル
BPの80W-90の1L缶を2缶使用。
75W-90がよかったんだけど、安さにまけた(1缶980円)
2Lが丸ごと入った。
整備書には規定量は1.8Lとあったけどちょうどいいぐらいだった。
入れる際はじょうごにホースを付け、上からチュルチュルと。
これ、ジャッキアップもしなくていいからラクチンだわ〜
フィラープラグから漏れるまで入れた。
漏れたオイルは拭き取ってブレーキクリーナーで入念に脱脂。
漏れることを想定してフィラー下あたりにウエスを置いておいたので楽勝♪
走行距離114683キロ
・エアコンコンプレッサ取り付け
先に下側を取り付けるんだけど、取り付け寸がきっちりすぎてコンプレッサー
が所定の位置になかなか入っていかない。
CRCを少し塗ってすべりをよくすると多少ラク。
固定ボルトは2箇所。位置調整はなし。
単純にはめて固定するだけ。
・オルタネーター取り付け
エアコンコンプレッサーをつけた後に装着する。
上側、下側のボルトは両方とも仮締めのまま。
アース、プラス線をつないで、ベルトをかけバールでテンションをかけながら
上側のボルトを固定。
ベルトの張り具合は少したわむぐらいで。
張り終わったら下側のボルトを本締めして、カプラーとアースを接続。
アース端子には万能グリスを塗っておいた。
ベルトは再利用。
締め付けトルクは下側が2.5±0.2kg/m、上側は1.6±0.15kg/m
・プラグ装着
プラグは再利用した。
ナメないように慎重に取り付けた。
・デスビ装着
デスビを装着。
サンバーのデスビはカム接触部分が偏芯している。
分かるかな?
カム側を見るとよく分かる。
中心の円部分を見ると偏ってるでしょ。
こういう構造なので組み間違えることはない。
ちなみに180度回転させた状態だとデスビがうまく入らない。
シルビアは180度逆でも入っちゃうから間違って組んだ時には困るんだよね。
タイミングライトが行方不明なので外した時ぐらいの位置で固定しておいた。
締め付けトルクは0.65kg/m
デスビにブローバイホースを1本接続。
センサーの配線を1本装着。
・プラグコード取り付け
プラグ、デスビがついたのでプラグコードを取り付ける。
こちらも再利用。
デスビキャップには1番のマークがあるので1番(タイミングベルト側から)は
そこへ接続。
その下が2番、3番が奥の上(1番の隣)、4番が奥の下(2番の隣)になる。
中心はイグナイタへつながる。
・バキュームホース接続
バキュームホースをあれこれ接続する。
ヤフオクで買ったシリコンホースにしてみた。
若干内径が大きいのかゆるい。
タイラップでしばったほうがいいかもしれないな。
文章では分かりづらいと思うので図をあげておく。
エンジン後(車両前方向)に隠れた二股ニップルがあるので忘れずに装着(赤)
キャブ根元から出ている2本のホースはそれぞれデスビ(黄)、バルブテンパラ
チュア(青)に接続。
濃緑はなんかのバルブ(今川焼きみたいなの)につながる。
黄緑はEGRバルブとバルブテンパラチュアを結ぶ。
2箇所、オリフィスが入っているので交換時は注意されたし。
ピンクと赤で示したホースに入っている。
形状が違うけど内径はどちらも同じ。外径が違うようだ。
どちらもスッポリ入ったので問題はないだろう。
インマニのニップルにはアイドルアップソレノイドへのホースを接続。
このホースは細い。
・エアクリーナーボックス取り付け
エアクリーナーボックスを取り付けた。
マフラーへつながるダクトを接続。(合計3本)
さらにエアクリボックス下側にはバンパー側よりブローバイホースが1本つながる。
エアクリボックス上側にはスロットルへのパイプと、バキュームホースとキャブから
のブローバイホースがつながる。
エアクリーナーは新品を使用。
エレメントエアクリーナ 16546KA162 2580円
と、純正は高いのでMonotaroで互換品を購入520円w
・ダイアゴナルメンバー装着
斜めに一本ある鉄板を装着。
補強のためなのかな?運転席側にしかない。
・キャブレターカバー装着
カバーをつけた。これが付くとなんかエンジンっぽくなる。
・クランキング
燃料ポンプの配線は外したままセルを回してクランキング。
10秒おきに5回クランキング・・・を5回繰り返した。
これでエンジンの中にオイルが回る。
オイル量、バッテリー電圧をチェック。
オイルは500ccほど補充した。
整備書には規定量3.0Lとなってるけど、実際入れたのはトータル2.8Lぐらい。
3L入れると多分レベルオーバーしちゃう。
サンバーはエンジンが横に寝ているため、レベルゲージのHレベルを超えな
いように入れないといけない。
入れすぎるとすぐオイル漏れする。
・燃料ポンプ配線
配線をつないだ。
キーをONにして燃料ポンプの音を確認。
などかON/OFFしてキャブレターに燃料を充填させた。
フィルターをのぞいて燃料が来ていることを確認。
・LLC投入
LLCを投入・・・・の前に一度水だけ入れて漏れがないかチェック。
いきなりLLC入れて漏れたらもったいないしね。
案の定、ウォーターアウトレットにあけたエア抜き穴から地味に水漏れ(´・ω・`)
この穴は自分であけたんだけど、面取りがうまくできてなかったのかもしれない。
銅パッキンで封をしていたんだけど、ボルトにシールテープを巻いて汎用のOリング
を根元につけることで解決。
ココに穴あけておくとエア抜きが楽になるので、エンジンオーバーホールの際はぜひ!
・エンジン始動
LLCじゃなくて水しか入ってないけどエンジン始動させてみたw
キュッ!ボーン!とセル一発で始動!
ちょーうれしい!
エンジンはすごく静か。振動もない。
ただ、若干回転をあげたときにキュルキュル音がする。
オルタかコンプレッサーかと思ってベルトを外して試してみたけど音がでる。
ってことはエンジン側から。
音の感じからして回転部分。
ウォーターポンプを回すとキュル・・キュルという音を出していたのを思い出した。
おそらくウォーターポンプからの音だろう。
分解した時に回したら「キュッ」って音がしてたんだよなぁ・・・。
・タイミングベルト張り調整
張りすぎている可能性があるのでもう一度張りなおしてみた。
テンショナーのバネの力だけで張って、クランクを何度か回してなじませた上で
ボルトを固定した。
ウォーターポンプのキュルキュル音は消えた。
とりあえずは大丈夫そうだけど、近いうちに新品に換えたほうがいいだろう。
・エアコンFICDソレノイド調整
A/Cをオンにした時にアイドルアップさせるソレノイドの調整。
バキュームホースが刺さっている右側にある六角部分を回すと調整できる。
締めこむとアイドルアップする。
回転がうるさくない程度にアイドルアップするよう設定しておいた。
点火時期を見た後はもう一度調整しなきゃだな。
・サイドガード装着
運転席側のガードを装着。
3箇所あるうち、底面にあるボルトはダイアゴナルメンバーに固定。
・リアバンパー装着
とりあえずつけてみた。
開いたり開かなかったりと建て付けがイマイチなので後日調整しよう。