たくちゃん号(KV3サンバークラシック)
・ブロアファンの修理
先日分解したブロアファン。
コミュテーターが激減りしていたんだけど、コミュテーターはそのままにブラシを交換してみることにした。
スバル純正部品ではブラシのみの設定は残念ながらナシ。モーターASSYごとになる。15000円ほど。
いきなり出鼻をくじかれた・・・・。
ええい!モーターブラシなんてサイズ合えばなんでもいいんじゃないの?
ってことで、ホームセンターの電動工具コーナーで買ってきたのがコレ。338円ナリ。
似たような大きさのものを買ったつもりなんだけど、比べてみるとぜんぜん大きさが違った。
まぁ、大きいのを小さくすることはできるので問題はないけど。
早速、大きさを同じにすべく加工開始。
鉄ヤスリの上でゴシゴシ・・・・。
鉛筆の芯みたいなものだから簡単に削れます。
手が真っ黒に・・・・・。汚れてもいい服装&場所でやりましょう。
右が元の大きさ、左が加工後。ほぼ正方形になった。
金色のプレートを取り外して、ブラシがスムースに入るかをチェック。
問題なさそう。
(上:純正ブラシ 下:電動工具ブラシ)
元のブラシとの比較。オフセットされているようで結構斜めになってる。
そして一番の違いは配線が出ている場所。
サンバー純正はブラシの上から、ホームセンターブラシは横から。
横から出ているとどうも都合が悪いので上からに変更することに。
0.3ミリのドリルで穴を開ける。手でグリグリやれば簡単に。
はいあきました。貫通させなくてもいい。
銅線はちょうどいいのがなかったのでハンダ吸い取り線を利用することにした。
平べったいのをねじってよって配線にする。
銅線をハンダ付け。簡単にはつかないのでフラックスを塗りまくった。
バネと端子をセットしてみる。うん。いい感じ。
モーターに取り付け。コミュテーター部分はサンドペーパーで軽く磨いてツヤツヤにしておいた。
セット完了。あとはフタをして完成。
12Vを与えてみたら回ったけど、ちょっとパワーがない感じ?ブラシの接触面積が少ないからかな?
エージングすべく2時間ほど回しっぱなしにして放置。
2時間後も変わらず回っていた。
クルマに取り付けてスイッチオン!
おぉ!風が!!
ん??なんかこれ弱くね?
風量最大にポチッ。風量、微妙に増える程度・・・・すごーーーーーーーーーーーーく弱い風が(--;)
風が全くないよりマシだけど・・・・むぅ・・・。
これはダメだ。やっぱり新しいモーター買おう。
ブラシ代、無駄だったかな・・・・。
新しく勝ったらコミュテーターの状態どんなか見比べてみようっと。
(※2015.7.12追記)
風が弱いのはファンの回転方向が逆だったことが判明。
モーターを組む時にブラシユニットを180度回してつけてしまっていた(^^;)
どう組んでも回るものだとばかり思っていたので盲点だった。
ファンに回転方向の矢印の刻印が入るのでその方向に回るように組みつけなきゃいけない。
ヴィヴィオなんかはサンバーとは逆回転のようだ。(ファンの羽の向きも逆)
これを見て組みつける人は注意されたし。
ブロアファン回ってるのに音ばっかりで風が弱いって時はエバポレータの目詰まりを疑うんだけど、ブロアファンを交換した時は回転方向も要チェック!