・ATF交換
ATFを本格的に交換することにした。
前回、ドレンボルトから抜いたATFがコーヒー牛乳になっていた我がムーヴ。
その時は下から抜けるだけ抜いて上から注入するというやり方である程度交換した
けど、まだまだコーヒー牛乳な感じ。
徹底的に交換したいと思って今回は循環方式で交換することにした。
循環式といっても業者に頼むのではなくあくまでDIY。
手間はかかってもお金をかけませんw
新油と廃油を個別タンクに分け、タンク同士をつないでATFクーラーへのラインへ割
りこませるという作戦でチャレンジしてみることにした。
タンクは10Lタイプを2個用意。1個598円だった。
フタはネジ込みタイプでないとダメ。折りたためるソフトタイプもダメ。
負圧になるので機密性のあるタンクであることが重要。
キャップは写真のコックタイプではなく、付属している通常タイプを改造する。
ホースは切り売りのビニールホース内径6ミリを2.5mほど。
1m2本、50cm1本にカットして使う。
使ったATFはACデルコのタイプ3。
20Lペール缶で7000円弱。ヤフオクで購入。
20Lでこの値段は安い!!ダイハツ純正なんて4Lで5000円ぐらいするぞ。
L902Sは機械式ATなのでこういうATFが使える。
L150以降の電子制御ATには使えないので注意が必要。
タンクのフタに穴をあけてニップルをつけてホースでつなぐ。
ATFはラジエターに設けられたATFクーラーで冷やされる。
つまりラジエターまで送られてくる。
この経路にタンクを挟み込むことによって廃油を受け取り、新油を送ることで循
環するようになるというもの。
L902Sムーヴの場合はAT本体から出ている2本のホースのうち、運転席側が
排出となる。
AT → 廃油タンク → 新油タンク → ATFクーラー(ラジエター)
という経路になる。
これ以外にもATFクーラーを介さず、ATから出たオイルをATへ戻すやり方もあ
る。(この場合はATFクーラー内部をパーツクリーナーで洗浄する)
AT本体のニップルに廃油受けへつながるホースを接続し、ラジエター側のニッ
プルに新油タンクからのホースを接続する。固定はタイラップで。
新油タンクには5Lの新油を入れておく。
入れる時に計測しながら入れて、タンクに目盛をつけておくといい。
廃油の量と新油の減った量が同じになればいいのだ。
新油タンクは排出の圧力がかかりやすいようにAT本体より上へ、廃油タンクは
ATより下へ置く。
新油タンクはエアが入らないように出口を下へもってきておく。
そしてエンジン始動。Pレンジのまま放置。
最初は廃油が勢いよく出てくる。
ある程度排出されると今度は波打つようにドッ・・ドッ・・・ドッ・・・と一定のリズム
で排出される。
2〜3分ほどでタンク内の圧が上がり始めると新油が少しずつ吸い込まれてい
く。
この時の廃油の量をメモしておく。あとで補充するのだ。
いくら待っても新油が入っていかない場合、どこかエアが漏れている可能性が
ある。
新油と廃油の色の違い。当然右が新油。廃油は真っ黒・・・・。
そして待つこと30分。
ぼへ〜っとお茶を飲みながら脈打つホースを眺めてましたw
だいたい4Lぐらいの量が吸い込まれると廃油の色もずいぶんと変わって、新
油とそう大差ない色になってくる。
最後にシフトレバーを操作し、ギアを1つずつ変えていく。PからRに。2分待つ。
RからNに。2分待つ、NからD4に2分待つ・・・・を繰り返してPまで戻して、A
TFの色が変化しなければエンジンを止めてホース類を元に戻す。
そしてATFの量をレベルゲージで確認。
たいていはLOレベルギリギリなはずなのでレベルゲージから補充する。
ジョウゴにホースをつけて少しずつゆっくりと補充する。
ある程度補充したらエンジンを始動してギアを何度か動かす。
そしてレベルゲージをチェックしてHOTのLOとHIの間に来ればOK。
HIギリギリは狙わないでおくのがコツ。
10分ほど試走して違和感がないことを確認して、再度レベルゲージを確認。
HOTのほうでLOとHIの間にあればOK。
少なければ補充して試走、チェックを繰り返す。
だいたい3回ぐらいでいい感じになった。
このまま一週間ぐらい乗って最終的なレベル合わせをすれば完璧。
交換後はとにかく動きがスムース。
シフトショックも少なくなった。
皆無ってわけではないけどつながりが急じゃないというか、ドン!と変わるん
じゃなくてニュルっと変わる感じ。
ピックアップもよくなった。
加速力は大差ないけど、アクセル抜いて惰性で走っいる時のスムースさがす
ごい。抵抗感がなくてす〜っと進む。
エンジンブレーキが弱くなった?って思うぐらい。
こりゃ惰性を利用すれば燃費伸びそうだ。
振動も減った気がする。
交換してよかった!
カテゴリー: エンジン
ATF
ともろん号(L902Sムーヴカスタム)
・ATF交換
ATFを交換した。といっても全量交換ではない。
ドレンボルトを外してATFを排出。2L弱抜けた。
まさかのミルクコーヒー状態・・・・。
やはりラジエターで水が混入していたようだ。
こんな状態でも現状で目立った不具合はでてないんだけど、いずれは全交換をしなくちゃならないだろうなぁ。
ラジエターを変えない限りまたこの状態になるとわかってはいるものの、替えるラジエターもないので仕方なくそのままドレンボルトを締め、レベルゲージ穴から新しいATFを注入。
使ったATFはダイハツ純正のD3。
エンジンを始動させP→R→N→D→3→2を5秒ずつ6往復してPレンジで
ATFのHOT時の量を確認。
少なかったので補充。
近所を少し走ってさらに量を確認。
少ないので補充。これを繰り返して量を合わせた。
2時間ほど放置してCOOL時のレベルを確認。問題なかった。
総ATF量の約40%ぐらいを交換したことになるけど、少しは薄まったとはいえ、どうせ水が混入してカフェオレになるのも時間の問題。
ラジエターを用意して循環交換しなきゃいけないな。
エンジンオイル
・エンジンオイル交換
半年以上交換していなかった(^^;)
いつものように上抜き。
使ったオイルはカストロールDC-TURBO 10W-30
約3L使用。
フィルター交換なし。
オイルは真っ黒だった。フィラーキャップあたりには微妙にスラッジがあった。
こりゃ次回は早めに交換しなくちゃいけないなぁ。
走行距離 132143キロ
LLC
・LLC交換
リザーバータンクを見ると・・・茶色い水に・・・orz
またサビちゃってる。
何が原因なんだ?
水を入れて暖気して温風出てきたら水を捨てて・・・を3回繰り返した。
ドレンからもきれいな水が出るようになった。
ドレンを閉めて、LLCを投入。4L全部いれた。
希釈率をかなり濃い目に40%にした。
これでもまた錆びるようなら水に問題がありそうだ。
リザーバータンクはサンポールを入れてサビ汚れを除去。
サンポールはほんとよく落ちる。
ラジエターキャップもサビサビ。こちらもサンポールできれいに。
タイロッドエンドブーツ&ATFホース
・タイロッドエンドブーツ交換
タイロッドエンドブーツがヒビ割れていたので交換することに。
まずはタイロッドエンドを切り離す。
タイロッドにマークをつけて固定ナットを緩めておく。17ミリ。
次にエンドをナックルから切り離す。
エンドの14ミリナットを緩める。
ナットは取り外さず、3山ほどかけておく。
タイロッドエンドプーラーを使って分離。
はい!はずれました〜♪
ヒビからグリスが飛び出てきた・・・。
タイロッドエンドをタイロッドから切り離す。ロックナット側はいじらずエンド側を回してはずす。
そうすることで位置ズレによるアライメント変化を防げる。
貫通ドライバーを打ち込んでブーツを分離。
はい!外れました♪
新旧比較
つぶれてるしグリスもれてるしヒビ割れてるし・・・・w
ヒビだらけ
古いグリスをふき取りエンドの点検。
指でカッコンカッコンと軽く動くようだと交換時期。
クソ重いぐらいでちょうどいい。今回は左右とも問題なし。
大野ゴムDC-1167 29.8x13x28.5mm
新しいグリスを充填。今回使ったグリスはリチュームグリス。
近所のホームセンターで150円ぐらいで売られていたもの。
ゴムを侵食しないグリスであればなんでもいいのかもしれない。
ブーツの裏側にもグリスを塗っておく。こうすることで装着時にカジりにくくなる。
KTCの32ミリのソケットをあてがいプラハンでコツコツと軽く叩いて圧入。
思いっきり叩く必要はない。ほんとコンコンと小さい力で。
そして叩きすぎるとブーツがやぶれるのでほどほどに。
圧入完了。
元に戻して完成!
・ATFホース交換
ラジエターに行くATFホースからATFが漏れていたので交換することにした。
これが問題のホース。
新旧比較。端っこがささくれてる。
エンジンを載せ換えた時に新品にしているはずなんだけど、もう劣化したようだ。
ATF自体が高温にさらされるからだろうか。
交換は単純に入れ替えるだけ、少量のATFが出てくるのでウエスなどで受けてやる。
中から出てきたATFは真っ黒・・・・こりゃ交換した方がいいかも(^^;)
32941-87206 ホースオイルクーラー
新品独特の黒光りがステキ♪