エンジン換装 2日目

 ・エンジン脱着作業の続き
  今日もエンジン脱着作業をした。
 ・スピードメーターケーブル取り外し
  ATミッションに刺さっているスピードメーターケーブルを取り外した。
  ゴムブーツをめくって2つあるツメを押さえて引き抜くだけ。
  最初外し方がわからなかったけど、結構簡単だった・・・・。
  ツメを押さえても抜けないときはまわしながら抜くとすんなり抜ける〜
 ・シフトセレクターケーブル切り離し
  車体下側からミッションに伸びているケーブルを外す。
  ミッション側の10ミリネジを外し、途中のクリップを外すことでフリーにできる。
 ・ステアリングラック切り離し
  ステアリングシャフトとラックを切り離した。
  12ミリのボルトで固定されていたのでそれを外して抜くだけ。
  ゴムブーツがあるのがとっても邪魔・・・。ネジ部分にブーツはなくてもよかろうに・・。
  パワステの配管は全部残して、タンクに行ってるホースだけ外した状態でOK。
 ・フロントメンバー下ろし
  フロントメンバーを固定している17ミリの4つのボルト&ナットを外す。
  エンジンとミッションの間にジャッキをかけて下ろしたんだけど・・・・
  板かなんかを下に敷いて下ろした方がよかったな(^^;)
  結局1個じゃバランスが取れず、小さなジャッキをサポートとして使った。
  エアコンの配管はバラすことなく抜けたのでよかった。
  やっぱりガレージジャッキでやるもんだな。うん。 
  ってことで無事、車体からエンジンを切り離すことができました。(^^)

エンジン換装 一日目

 ・エンジン載せ換え作業パート1
  エンジンブローによるエンジン載せ換え作業を開始。
  まずは状態確認から。
  エンジンからカン!カン!タペットを叩く音がするのでヘッドカバーをあけてみた。
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  はい、こんなのでました。ごはんですよがたくさんできてます(笑)
  走行距離98000キロ。前オーナーのオイル管理のひどさが分かります。
  スピーカーの件といい・・・ずさんすぎる。  
  オイルパンをめくったらギラギラする金属片がたくさん・・・・。
  ぽ♪に見てもらったところオイルポンプのギアが何本かなくなっているらしい(^^;)
  それゆえ油圧が上がらず、ヘッドにオイルが届かないで潤滑不良・・ということみたい。
  エンジンをオーバーホールしてもいいんだけど、ちょうどヤフオクに後期の2万キロ走行エン
  ジンが出ていたのでそれに載せ換えることにしましょ♪
  ちなみにタービン&ハーネスセットで10万円でした。圧縮テストOKとのことで若干かけな気
  もするけど購入してみました。タービンもついてるから今のを予備にできるしね〜
 ・バッテリー取り外し
  第一歩はバッテリー外しから。
  マイナス端子→プラス端子の順に取り外した。
  バッテリー下にある台座も撤去。
 ・フロントグリル取り外し
  上部のネジ数本を外して手前へ引っ張ると外せる。クリップ数箇所で固定されているだけ。
 ・フロントウインカー取り外し
  バンパーについてるウインカーを外す。ネジ1本で固定されてるだけ。
 ・フロントバンパー取り外し
  フェンダー内部に2本本、下側に2本、ウインカー背面に2本、真ん中に2本。
  割と簡単に外せる。
 ・フォグランプ取り外し
  ボルト数本で固定されているだけ。
  ヘッドライト下あたりにタイラップでしばっておいた。
 ・ラジエター取り外し
  エアコンコンデンサ、サブタンクと共締めされている。
  LLCをドレンコックから抜いてラジエターホース、電ファンカプラーを外す。
  ATから出ている2本のATFホースを抜いた。
  ラジエター側に1本、AT側に1本残すようにしてそれぞれ反対側に差し込んでおいた。
  ATFをこぼしたくないのがその理由(外すときに多少こぼれたけど・・・)
  サブタンクを撤去後、コンデンサやコアサポートと共締めされているボルトを外せばラジエタ
  ーが取り出せる。
 ・ボンネットロックフック取り外し
  3点留め。フリーになったらワイヤーを切り離す。
 ・コアサポート取り外し
  ラジエターとフォグランプが取れたらコアサポも取り外すことが可能。
  こちらもボルト数本で固定されてる。
  シルビアとかと違ってシール剤は塗られていないのでラクチン。
 ・エアコンコンプレッサー取り外し
  コンプレッサーを固定している3本のボルトを緩めてベルトを取り外す。
  右下のボルトは作業スペースがないので工具を選ばないと緩めれない
  コンプレッサーをマウントから外すにはブラケットごとエンジンから切り離した後でないと無理
  っぽい。ブラケットは14ミリ2本で固定されているだけ。特に硬くもないので急がば回れか。
  コンプレッサーは邪魔にならないところに針金で固定しておいた。
  といってもエンジンを囲うようにエアコン配管が通っているのでホドホドに。
 ・エンジンハーネス取り外し
  室内側を切り離した。
  グローブボックスの裏あたりにCPUがいるので上側のカプラーと、もうひとつ緑のカプラーを
  取り外した。あとはエンジンルームに引っ張るだけで外せる。
  シルビアとかと違ってすごく簡単に抜けた。
  ミッションについてるアース線も忘れずに。
 ・マフラー取り外し
  マフラーを取り外した。
  排気漏れはかろうじてしてなかったけど、きちんとしとかないといけないなぁ・・・。
 ・ショック取り外し
  ショックのナックル側をフリーにした。
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 ・ブレーキキャリパー取り外し
  キャリパーをフリーにしておいた。助手席側のスライドピンが抜けず苦労した・・。
  すごくサビてるから新しいボルトにしたほうがいいな。
 ・パワステタンク取り外し
  パワステのタンクを取り外した。外しそこなってパワステフルード全部もれた(笑)
  もういいや、全部抜いちゃえ。新しいフルードにしてエア抜きしたほうが気分がいい。
  開き直りじゃ(笑)
 ・ブレーキブースター配管外し。
  ブレーキブースターにつながっているエア配管を取り外した。
  エンジン側を残すようにしたほうがラクそう。
 ・エアクリーナーボックス取り外し
  ボルト2本で固定されているので取り外した。
  フタ側を先に外した方が作業しやすい。
  同時にサクションパイプも撤去。
  エアフィルターは・・・・めっちゃよごれてました(−−;)エンジンブローの影響か!?
 ・アクセルワイヤー取り外し
  12ミリのナットを緩めてワイヤーを外した。
  ATへつながっているワイヤーも同様に取り外した。
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  今日の作業はここまで。エンジンルームに水が入らないようにカバーをかけておいた。
  ボンネットロックがコアサポについちゃってるのでヒモでボンネットが開かないように縛って
  おいた。
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  エアコンの配管が運転席側から助手席側へぐるっと回ってるので、車体をかなり持ち上げ
  ておいてからエンジンを下から抜く必要がありそうだ。
  今日は1.5tの小さいジャッキしかないからあまり上げれなかった。
  ガレージジャッキを持ってきてあげてみるしかないな・・・。

エンジンオイル

 ・エンジンオイル交換
  ホンダ ハンプ 10W-30 2.2L使用。
  フィルター交換なし。
  フィルターを外そうと試みたが64パイのカップレンチでは滑ってダメだった。
  63パイのレンチがいるっぽい・・・
  フィルター交換はまた次回。
  走行距離98045キロ

エアクリ&冷却水ラインジョイント&LLC&バキュームホース

 ・冷却水ラインのジョイント交換
  本日の本題がコレ。
  L900系ムーヴの定番トラブルポイントのようで、樹脂製のTジョイントが熱でやられてボ
  ロボロになってしまっていた。
  場所はエンジン後部、助手席側から見るとわかりやすい。
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  見づらいんで拡大してみましょうかね。
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  3本のホースがついてる黒いジョイントがソレです。
  今回はココが根元からちぎれてしまい、そこから冷却水が漏れていた。
  しかも結構な勢いで・・・。
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  新しい部品はメーカーも強度不足を認めたのか樹脂から金属に変わっていた。
  品番16291-97214 1050円(税込)
  交換は単純に入れ替えるだけ。
  ホースを外すための作業スペースを得るためにインタークーラーを外しました。
  で、元の樹脂ジョイントを取り除くのがかなり面倒くさかった・・・・。
  だって指で軽く触るだけでボロボロ・・・・と崩れ落ちるんだもん。これ、チョコ菓子か!?
  って思うぐらいボロボロでした。
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  ご覧の通り・・・
  なんとなくゴミがホース内に残るのがイヤだったので、インマニ方向に伸びているホー
  スは新品に交換しました。(内外径が同じメッシュ入り燃料ホースで代用)
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  交換後です。金属でしっかりしてます。もう漏れることはないでしょう。
  L902Sはこれ1個でいいんだけど、L900系(3発)は奥に同じようなジョイントがあって
  こちらも同様にボロボロになるようです。部販で見せてもらったんだけど、そっちのほうも
  金属になってた。品番16291-97213 1050円(税込)でした。
  テスト走行後、漏れをチェックしてみると・・・・漏れてる(;´Д`)
  今度はホース側から漏れてる。
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  この車に使われているホースクリップってネジ込んでいくタイプではないので締め具合が
  イマイチっぽい。
  ってことで、普通のホースバンドをつけてみました。
  そしたら漏れは止まりました。
  ・・・・・その後違うところから漏れ始めました(´・ω・`)ナンナノヨコレ・・
  手持ちのバンドもないし、漏れるスピードも遅いので早急に部品を用意してホースごと総
  入れ替えかな・・・。
 ・LLC交換
  トヨタ・ダイハツ系は赤が定番なんだけど、赤液体ってパワステフルードやATFなど色々
  あるのでパッと見た感じの紛らわしさがイヤなので緑に変えた。
  赤と緑が混ざるときたな〜い色になるので入念に赤を排出し入れ替えた。
  なんだかんだいって1時間半ぐらいこれをやってた気がする・・・・。
  LLCはナフコで買った濃縮タイプ。
  最近濃縮タイプってあんまり売ってないよねぇ。そのまま使えるタイプばっかりで。
 ・バキュームホース交換
  4パイホースを全部シリコンにしてやった(`・ω・´)
  しかし・・・・なんでこんなに頻雑につないでるんだろう。
  もっとスマートに設計できないもんかねぇ・・・。
  一部6パイホースも新品に交換。古いのはカチコチで外すのも大変だった・・・。
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 ・エアクリ装着
  HKSのパワーフローを装着
  元はムーヴ用ではなくアルト用なので中間パイプ径の違いでそのままでは使えない。
  ってことで、中間パイプをつくりました。
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  47パイのパイプにステーを溶接して、4パイのニップルを立ててツヤ消し黒に塗って完
  成!総費用2400円足らずです。(エアクリ本体も入れて)
  んで、簡易的に取り付けました。
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  ステーレイアウトはとりあえず〜なんで後日じっくりといい感じに仕上げるつもりです。
  交換後、テスト走行してみたんだけど、ものすごい吸気音ですなぁ・・・。
  ちょっとブーストがかかるような走り方をすると「しゅきーーーーーん!」と。
  運転席の目の前でこっちを向いてるから余計聞こえるんだろうなぁ。
  市販のムーヴ用エアクリはフィルターの向きが上向きになってるからそのあたりも真似
  た方がいいかも。
  走った感じは・・・低速トルク落ちるなぁ(−−;)シルビアとかより劇的に分かるぞ
  まぁ、本人はそう飛ばさないし、気に入ってるみたいなでヨシとしますか。

ブローオフ

 ・ブローオフ?
  純正のリサキュレーションバルブ(ダイハツはなんて呼ぶんだ?)からサクションパイプへ
  伸びているパイプを外して、大気解放にしてみた。
  サクション側はイスキャップを使って封印。
  ムーブはスロットル付近の空気を圧力センサーで計測しているのでシルビアにありがちな
  アイドリング不調もおきない。
  4000回転程度回してブーストをかけてやると「パシュー」という音が聞こえた。
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  使ったものは50円で買った20パイ程度のイスキャップ1個と、100均で買ったホースバンド
  2個、合計150円と激安ですw
  チープに「ぱしゅー!」と言わせたい方どうぞw
  ※2008.5.15追記
  イスキャップが熱に負けてズタズタになりました(爆)
  肉厚なタイプにしたほうがいいと思います。キャップをはめるパイプは引き抜くことができるの
  で、キャップせずに銅管用の栓などで封印したほうがいいかもしれません。