たくちゃん号(PS13K’s)
・ステアリングシャフト交換
最近、ステアリング近辺からガタガタという音がしはじめた。
ハンドルがプルプルしているわけでもないのにガタガタという音がする。
ネジなどは緩んでいない。
最初、ボスが悪いのかと思って違うのに付け替えてみたけど変化なし。
あれこれと色々外していくとシャフトのベアリングにガタがあることに気づいた。
ベアリングだけ交換すればいいや・・・って思ってたら、ベアリング単体の設定がない。
シャフトごと。しかも25000円と、無駄に高い。
こんなところ、そう頻繁に壊れることはないと思うので中古で済ませることにした。
ヤフオクで900円。ビバ♪中古♪
シャフトだけ交換してもよかったんだけど、ASSYごと交換することにした。
必要になるものはキーシリンダーを固定するための特殊ボルト2本だけ。
取り外しはハンドルを外し、ステアリングコラムカバーを外し、足元上あたりのパネ
ルを外す。
ライトスイッチレバー、ワイパースイッチレバーを外しカプラー類も取り外しておく。
スイッチ類はネジ2本でとまっているだけ。ネジを外して引き抜けばOK。
イグニションスイッチも外す。
こちらもネジ1本でとまっているだけ。
邪魔になるのでハーネスを切り離しておくといい。
こいつが問題のベアリング。
内側から圧入されていてこちら側からは外せない。
ステアリングシャフト根元の12ミリのナットを3つ外す。
チルトレバー根元あたりにある12ミリのボルトを2本外せば室内側はOK。
エンジンルーム側はユニバーサルジョイント部で切り離した。アライメントがズレるのも
イヤだったけど、作業性を考えてラック側を取り外した。
ここのボルトも12ミリ。ボルトは全部抜いてしまわないと切り離せないので注意。
一応マーキングはしておいた。
これで室内側にひっこぬける。
クラッチペダルとブレーキペダルの間をうまい具合に通して引き抜く。
運転席側もうグチャグチャww
上がこれから取り付けようとしている中古のシャフト。
下が取り外したシャフト。
取り外したシャフトについているものを新しい(?)シャフトに移植する。
金色のはカラー。こいつもしっかり移植する。
キーシリンダーを固定しているボルトはご覧の通りネジ溝がない。
貫通ドライバーをあてがって、ハンマーで叩いて少しずつ回す。
最初が緩んでしまえばあとはラクチン。
結構チマチマした作業だw
2本外す。
外れた!
レバー類の土台となるコンビネーションボディも取り外す。
プラスネジ1本を外し、金属バンドを取り外す。
そしてコンビネーションボディの2つのツメを起こして引き抜く。
新しいシャフトにコンビネーションボディを取り付ける。
取り外しと逆の手順で差し込んでバンドで締めるだけ。
キーシリンダーを取り付ける
ハンドルロック部にグリスを塗布。
そしてポッチの位置を合わせて特殊ボルトで仮固定。
仮固定したのは取り付けが間違ってたり、シャフトがダメだったりした時にまたあの
ボルトを外さないといけなくなるから(^^;)
すべてがうまくいったら本締めする。
このボルト、ある一定以上のトルクで締めこんだら頭の部分が折れて取れるように
なっている。こうすることでいたずら防止になってるわけだ。
スクリューステアリング 48703-06F0A 170円(2本必要)
新しいシャフトを車に取り付ける。
一番最初に室内側のバルクヘッド部の3点を仮固定。その後、上側の2本を仮固定。
最後にエンジンルームのラック側を取り付けた。
それぞれを仮固定で取り付けたら全体をゆすってなじませる。
その上で、ステアリング側から順に固定していく。
スイッチ類やハーネスを元に戻せば完成。
ガタガタという音は消えた(・∀・)