セルモーター

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たくちゃん号(PS13K’s)
 ・セルモーター 分解清掃
  S15(23300-80F00)のセルモーターを分解清掃した。
  といっても3万キロも使っていないものらしく、見た目はきれい。
  ブラシの状態を確認するついでに・・・って感じでバラしてみました。
  S15のセルモーターはリダクション型のセルモーターになる。
  S14までのセルモーターとちょいと構造が違うのだ。
  今回チェックするのはブラシ。ブラシの残り具合をチェックするのが目的。
  なので全バラまではいかない。
  ま、バラしていきましょうかね。
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  8ミリのボルトを緩める。
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  そうするとフタごとモーターシャフトが外れる。
  このように3分割になる。
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  さらにフタについているプラスネジを外すと、フタとモーター部が切り離せる。
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  この大きなEリングを外すとブラシ部からシャフトが抜ける。
  11-07-03_14-47-00_002.jpg
  Eリングを取ってみた。
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  ブラシ部。十分に残っている。交換する必要はなさそうだ。
  交換する場合はこの渦巻き状のバネの押さえを開放しつつブラシを抜き取る。
  そして新しいブラシに交換。
  ハンダ付けが必要。
  ブラシの削れたカスがたくさんついていたのでブレーキクリーナーできれいにし
  ておいた。
  11-07-03_14-43-00_002.jpg
  モーターのアーマチュア側もくすんでいたので1000番のペーパーで軽く研磨。
  セルモーター本体側を少し見てみよう。
  このフタを取ると・・・
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  プラネタリーギアが登場。
  このギアがリダクション型の特徴。
  外側のギアは動かず、中の3つのギアが動いてシャフトを回転させている。
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  ギアを取り出してみる。
  ブラシカスとグリスが混ざっていたのでふき取り、万能グリスを塗っておく。
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  ギアの下にはゴムパッキンが。
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  とりあえずバラせるのはココまで。
  ココから先はマグネットクラッチ側もバラしていかないと分離できない。
  ということで古いグリスをふき取り、新しいグリスを塗りつつ元に戻していく。
  まずゴムパッキンを取り付ける。
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  6箇所ある出っ張りを合わせて装着。
  ネジ穴がある部分には出っ張りがこないようにする。
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  同様に外側のギアも出っ張りを合わせ装着。
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  向きはこの向きで。
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  そしてプラネタリーギアを3ついれる。
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  フタをする。
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  金色のボディを取り付ける。
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  ポッチを合わせて取り付ければOK。
  モーターシャフトにブラシ部を装着。
  4つのブラシを指でグイッと押さえて入れる。
  ブラシは柔らかいので金属性の工具は使わないほうがいい。
  11-07-03_14-49-00.jpg
  ブラシが入ったらフタを装着。プラスネジだけで仮固定。
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  フタごとモーターボディに入れ、8ミリのボルトで締める。
  プラスネジも本締めして完成。
  単体検査はまた後日。

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