キーシリンダースイッチ

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たくちゃん号(PS13K’s)
 ・キーシリンダースイッチ修理
  キーをまわしてもセルが回らなくなった。
  ドンドン叩いたり、何度かグニグニやってるとかかる。
  かかる時はかかるし、かからない時はウンともスンともいわない。
  ちょっと前にキーシリンダースイッチを交換したんだけど、所詮は中古。
  長持ちはしないようだ。
  ・・・・と、普通ならここで新品投入するんでしょうけど、なんかね、新品入れるって負けた
  気になるんですよ。
  所詮スイッチでしょ?接点が焼けてたりするだけじゃないの?
  そう思ってしまうおれがいますw
  ってことでキーシリンダースイッチを分解してみることに。
  分解してみてボロボロなら新品いきます。
  
  まずはシリンダーからスイッチを外す作業から。
  10-08-10_16-30-00.jpg
  コラムカバーを外して、シリンダー後端にあるビスを1本緩めるとシリンダーから切り離
  せる。
  カプラーは足元、ステアリングシャフトに巻くように取り付けてあるバンドを緩めて外す。 
  10-08-10_19-21-00.jpg
  取り外したイグニションスイッチ。
  10-08-10_19-22-00.jpg
  この凸状の部分にマイナスドライバーなどを入れてまわしてみる。
  ポジションをそれぞれマジックなどでマーキングしておく。(これ重要)
  カシメ部分が緩いんだけど新品はこんなことないよねぇ?
  10-08-10_19-20-00.jpg
  それでは分解開始!
  カシメ部分は3点あってラジオペンチなどで地道に起こす。
  アルミ製なのであんまりグニグニやってるとちぎれてしまう。
  樹脂部分も傷つけないように注意。
  カシメを取ると中身が全部取り出せる。
  10-08-10_18-43-00.jpg
  銅プレート、バネ、樹脂パーツ、チェックボール2個。
  10-08-10_18-43-00_002.jpg
  接点のグリスが真っ黒&油分がなくなって硬くなっちゃってる。
  10-08-10_19-16-00.jpg
  ブレーキクリーナーで古いグリスを取り除き、サンドペーパーで接点を磨く。
  その後、万能グリスを塗布。綿棒でチョンチョンと。
  バネを少し伸ばしてテンションがよくかかるようにして・・・・。
  プレートのポッチ部分を樹脂パーツの穴部分に入れてフタを閉める。
  10-08-10_19-20-00_002.jpg  
  フタがあかない様にクランプ等ではさんでおいて、3点をカシメる。
  フタの部分がグラグラしないようにしっかりカシメる。
  それでも微妙に動く感じがするのでアルミテープを貼ってみた。
  早速クルマに取り付けてテスト。
  一発でエンジン始動。
  直ったのかな・・?!これで問題なく直ってくれればいいんだけどな。
  念のためしばらく様子見かな。
  バネを伸ばしたおかげかキーを回す感じがかなりしっかりした。
  グニャグニャっと回っていたのがカチカチと回る感じ。
  いい感じ(・∀・)
  
  参考までにセルモーターなのか、キーシリンダースイッチなのか、バッテリーなのかを見
  分けるフローチャートを書いておきます。
  キーをひねる
    ↓
  リレーのカチカチ音がする  しない→ スイッチ異常
    ↓する
  バッテリー電圧をチェックする 低い→ バッテリー
    ↓正常
  セルモーターを棒などでこついてみる
    ↓それで割とエンジンがかかる
  帰宅or整備工場へ (セルモーター交換)

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