げ〜♪号(S14Q’s)
・リップスポイラー修理
真っ二つに割れたリップスポイラーを修理することに。
どっかでひっかけたのかな。ご覧の通り真っ二つw
比較的キレイに割れているので補修はしやすそうだ。
ただ、全体的に飛び石による点キズが多いのでそれを埋める作業がつらそう・・・。
ってことで、まずはFRPでくっつけます。
位置出しは装着した時にズレたりすると困るのでしっかりとやります。
理想は現車に装着した状態でやるのがいいんだけど・・・・・
ま、とりあえず表面を合わせてみましょう。
さっと、こんな感じにくっつけてみて・・・・。
養生テープとクランプを使って固定。
ステーも共締めしておくと直線が出ていい感じになります。
このステーは80円ぐらいで売ってた建材用w
今回以外にも結構重宝してます。
裏側はこんな感じ。
ちょうど割れたところはバンパーにかかる部分もあるので、分厚くなると装着状態が歪んで
しまうので、裏側をFRP1枚分ぐらいサンダーで削った。
周辺も足付けの意味も込めて広めに#180のペーパーで軽く削っておいた。
ポリエステル樹脂に硬化剤をほんのちょっと入れてグラスマットを貼っていきます。
冬場なんで硬化には時間がかかるんだけど、硬化剤を多くいれると硬化後に歪んでし
まうので「少ないかな〜」って程度で。
多少少なくても固まるまでの時間が増えるだけだし。
そうそう、うちはクロスのほうはあまり使いません。高いし。
強度はあるのかもしれないけど、どーせまた割れるしってことで割り切ってます。
樹脂を塗ったあとは、割り箸でツンツンしてエアを抜いていきます。
エアが入っていると割れやすくなるのでしっかりと抜きます。
こんな感じで貼ります。
端っこはきっちりキツキツに貼るよりは、はみ出してるぐらいの方が強度が増します。
今回は患部に直接クランプを使ったので2度に分けてマットを貼りました。
んで、つながった状態がこれ。とりあえず1本モノになりました。(・∀・)
気にしない人はこれでも十分かもしれない(爆)
でも、どうせならキレイにしたいもんです。見えないところは別としてw
続いて表面側の処理へ。
亀裂周辺をペーパーで削ってみます。
亀裂にキレイに樹脂が流れ込んで固まってくれてるんだけど・・・・・
リューターで亀裂に沿って少し彫っていきます。
余計キズ目立つやん!と思うかもしれないけど、パテを盛りやすくするためです。
ってことで他の患部は・・・・
フェンダー側の取り付け部分が欠損しています。
結構大きく欠損しているので、ジャンクのFRPバンパーからFRP板を切り出してそれを
くっつける感じでいきます。
ダンボール等を当て板として樹脂とマットで作る方法もあるんだけど、強度が必要なと
ころなので3プライぐらいにしたいし、パテでラインを出す手間を考えたらこっちの方が
得策かなと。
こういう強度がいる部分はパテをあんまり使いたくないしね。
厚紙に型取って・・・・
FRP板を切って切り出す!これを使って直します。
ちなみにこのFRP板はおれのS13のフロントバンパーのインタークーラーの逃げを作
る時にカットしてあまったもの。大事に取っておくもんですなぁw
あとは踏んづけたのか巻き込んだのか、角の部分がささくれてる・・・。
かろうじて割れていないんだけど、割れる寸前。
直してすぐ割れてもイヤだからココにもマットを貼り付けておいた。
表面は・・・・ある程度削ってパテ仕上げかな。
ラインも・・・・すぎちゃんのバンパーに比べれば直線的なのでそんなに時間はかからな
いんじゃないかと予想してみたり・・・・。
あと、このリップの塗装・・・・
ゲルコートの上にたいした足付けもせずいきなり黒を塗っているようだ。
塗料はラッカーシンナーで拭いてみたけど、溶け出したりはしないので2液なのかな?
それともクリアだけ2液なのか?!
どちらにしても全部そぎ落とします。飛び石の跡を全部パテで仕上げるよりはラクだし、
なんとなく塗装トラブルが起きそうなヨカンがするので。(縮んだり)
ランダムサンダーの#320でチュイ〜ン!とやっちゃえばそう苦労しなくて済む・・・?!