工具ってどんなのがあるの?
車をいじるにはどんなものが必要なの?
どんなときにどの工具を使うの?
そんな疑問にお答えしようじゃあぁ〜りませんか!( ̄ー ̄)v

スパナ

普通、「工具」って聞いて一番に思い浮かべるのがこの「スパナ」だと思います。
ご覧の通り、6角のボルトやナットを回すための工具です。
基本的に2面接触なので、大きな力を必要とする場合には使っちゃダメです!
8、10、12、14、17、19、21ミリがあればOK。下で紹介するコンビネーションレンチがあれば不要かも。

メガネレンチ(ボックスレンチ)

スパナでは処理できない大きな力を必要とするときはコイツ!
スパナと形は似ていますが、こいつはボルトやナット全体をつつみこむような形になっています。
6面接触なので大きな力をかけてもボルト・ナットをナメにくいので、確実な作業をしたい時はスパナよりこちらを使いましょう。
8、10、12、14、17、19、21ミリとあればだいたいのことはできます。
余談だけど、メガネという言い方は日本だけらしいです。(笑)

コンビネーションレンチ

これは単純にスパナとメガネレンチがいっしょになった工具です。
最初に買う場合はこういうタイプを買えばいいでしょう。
これもメガネ同様8、10、12、14、17、19ミリとあれば事足りるでしょう。
メガネとスパナがそろってる場合は不要かも。

板ラチェット

メガネ部分にラチェット機構がついたもの。
ソケットでは入らないような薄い場所で重宝します。
特にエンジンマウント交換には必須といっても過言ではありません。
なにかと便利な工具なので”首振りタイプ”の12、14、17ミリを持っておくといいでしょう。

ドライバー

見てのとおり、ネジを回すための工具。もう説明は不要でしょう。
大きさが違うものを2種類ずつぐらい持っていればOK。
写真のVESSELのように、貫通式のものがオススメ。
ガツンとハンマーで叩いて固着したネジも回せます。( ̄ー ̄)

ソケット(通称コマ)

これはラチェットハンドルやスピンナーハンドルに装着して使う工具です。
単体では何の役にも立たないと思われます。(早回しには有効?)
車いじりにおいて一番多用するありがたい工具でもあります。これをなくして車の整備は語れないといっても過言ではないでしょう。
8、10、12、14、17、19、21ミリがあれば十分です。
ハブ交換などをする場合は30ミリや36ミリといった大きいソケットが必要ですが、こういうサイズはあまり使わないので必要になったときに借りてくるのも一つの手です。
差込口のサイズにも大きく分けて1/4、3/8、1/2の3種類がありますが、車を整備する上では3/8、1/2を多用 します。
(1/4はまったく使わないです。)
足回りなどの大きな力を必要とする個所には1/2を使い、その他の部分は3/8ってな具合に使いわけをします。
3/8サイズは8、10、12、14ミリ、1/2サイズは14、17、19、21ミリとそろえると完璧でしょう。
6角と12角のものがありますが、3/8サイズは12角、1/2サイズは6角がいいと思います。
(できればだけど)ディープタイプのものもあるので、必要に応じて財布と相談しながら買い足していきましょう。
一気に買う必要はないので、あくまで必要とするものだけをその都度買うようにするといいでしょう。
月日が流れればそのうちだんだんそろってきます(w)
ちなみに多用するディープソケットは8、10、12、14ミリ。またヘキサゴン(六角レンチ)やドライバーになっているものもあります。

ラチェットハンドル

どちらか片方にしか力がかからないという非常に便利な工具。
切り替えスイッチで入力方向を変更でき、ソケット類を差込んで使います。
とにかくソケットとセットで使う工具です。
ソケットの差込口に合わせて、3/8、1/2と2本持ってれば理想ですが、ソケットアダプターでどうにかできるので、3/8の方を多用するので3/8を1本持っておけばいい でしょう。
コマをボタンひとつではずせれるクイックリリース機能がついたものがお勧め。ボタンをおさない限りコマが外れないスグレモノです。

スピンナーハンドル

ラチェットハンドルからラチェット機能を省いたもの。
ラチェット機構は大きな力には対応できないので、大きな力を必要とするときにはこちらを使います。
足回りなんかこれがないと全然歯がたちません。
1/2サイズのものを1本持っておくだけでOKです。
鉄パイプで延長して使うこともあるので、鉄パイプの太さとの兼ね合いもチェックしておきましょう。

エクステンションバー

エクステンション(延長する)ための工具です。ソケットなんかが届かない場合に延長します。
長さはいろいろあるので用途にあった長さを買い揃えていきましょう。

ラジオペンチ

別にラジオが聞けるわけじゃ ーないです(寒)。
ラジオとかをの小さな電子機器を作るときに小さな部品をつかめる・・という意味(多分)
車いじりにおいては、あまり出番はないので100円ショップで売ってるやつで十分でしょう。

ペンチ

車の整備では、ホースクランプをはずすときぐらいにしか使いません。
ウォーターポンププライヤーがあれば事足りるのでラジオペンチ同様100円ショップで売っているやつで十分でしょう。

ウォーターポンププライヤー

コイツはペンチの大きくなったやつだと思ってください。
口の部分を何段階かに調整できるので細いものから太いものまでつかめます。
主に、クリップ類の脱着に使います。あとは、ブレーキパッド交換とかでも大活躍!
ペンチの代用としても使えるので1つは持っておきたい工具です。

モンキーレンチ

調整式のスパナ・・と思ってもらえばいいでしょう。
大抵、家に1個は転がっているはず。
シルビア/180SXにはリアのショック・バネ交換、ピロテンションロッド、タワーバー装着で使うぐらいです。

鉄パイプ

NOW PRINTING

別にクルマをボコボコにしたりするのに使うんじゃありません(^^;)
スピンナーハンドルなんかを延長するために使います。
テコの原理を利用して、かた〜くしまった足回りなんかのボルトも外せるようになります。

潤滑浸透剤

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クレ工業が出しているCRC-556や、WAKO'sのラスペネなどが有名。
これをかた〜くしまったボルトなんかに吹きつけておくと外れなかったものが外れるようになったりします。
ボルト類以外にもマフラーゴム装着時なんかにも重宝します。

ブレーキクリーナー(パーツクリーナー)

ブレーキ周りの洗浄のみならず、油分を落とすためのパーツクリーナー。
ステッカーのノリを除去したいときや脱脂などにも使えて結構便利です。
でも、あっという間になくなってしまうので買うときは3〜4本まとめて買っちゃいましょう。

油圧ジャッキ

シルビア/180SXなら1.5tのもので十分です。
車高が低いクルマは純正ジャッキ、もしくはスロープでもちあげておいてから・・って使い方をしないとだめな場合もあるので注意。
写真はローダウン対応ジャッキです。結構使えマス!

リジットラック(ウマ)

ジャッキで持ち上げたボディにもぐって作業する場合は必ず使います。
万が一ジャッキがはずれると車の下敷きになってしまってかなり危険です。
保険の意味も込めて用意しておきましょう。

クロスレンチ

走り屋な人には、もう車載工具なみに所持率の高い工具でしょう。
主にホイールナットをはずすときに使います。でも、純正のレンチなんか比較にならないぐらいスピーディな作業が実現するので持っておいて損はないでしょう。

ヘキサゴンレンチ

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俗称「六角レンチ」。チャリのハンドルとか換えたりするときにも使います。
L字なものが主流ですが、ソケットタイプになっているものもあります。これからそろえるならソケットタイプがオススメ。
クルマでは、ハンドル交換、ピロアッパーマウントの装着、バケットシートの装着などで使います。

車高調レンチ

 

スナップリングプライヤー

 

インパクトレンチ

 

オイルフィルターレンチ

 

ボールジョイントリムーバー