ELメーターパネル装着

サンプル車:S14シルビア後期
(LAST UPDATE:2005.2.10)
 

弾丸レーシングというところのキットを使用してメーターをEL化してみました。
自作するより安価だし、調光ボリューム等も付属していて製品自体のデキはとてもよいのでEL化を考えている方にはオススメです。
ブラックメーター車の場合はついでにホワイトメーター化にもなります。

使用した部品

商品名もしくは部品名 備考 価格
弾丸レーシング ELメーターパネルキット オークションで購入

\19800

価格はすべて2005.2現在&税別
 

使用した工具

工具名 備考
プラスドライバー    
ハンダゴテ   
ハンダ   
ニッパ−  
検電テスター  
ギボシ端子  
圧着ペンチ  
絶縁テープ 自己誘着テープがベスト
セロハンテープ   
防音スポンジ  
シリコンオフ  
綿手袋 100円ショップで売ってます。

弾丸レーシング(Dangun Racing)製ELメーターパネルキットです。

どうやら洋物のようです。

このような4枚のパネルでELメーター化するわけです。
昇圧ユニット、調光コントローラーや簡単な取り付けマニュアルも付属しています。

Now
Printing

まずはバッテリーのマイナス端子を外します。
電気機器をいじるときは必ず外すクセをつけましょう。
車両からメーターを取り外します。
メーターを取り出すためにステアリングコラムが邪魔になるので取り外します。

キーシリンダーのパネルを取り外します。ひっぱるだけで外れます。
外れました。
引き続きコラムの取り外します。
印のネジ6本を外します。
写真には5本しか写っていませんが、キーシリンダー後方に1本あります。
ネジを外したらひっぱるだけで外れます。
上半分を外しておけばOKです。
続いてメーター手前のパネルを取り外します。

印のネジ2本を取り外し、引っ張り出します。
オートエアコン車の場合は引っ張り出すときにセンサーダクトとカプラーを外します。
ダクトはこじって引っ張るだけで取り外せます。
メーターASSYとご対面です。
印の3本のネジを外せば手前に引き出せます。

メーターをゆっくり取り出しつつ、3個のカプラーを取り外します。
カプラーは外しにくい場合、引っ張らずにボタンを押し込んでから引っ張れば簡単に取り外せます。
引っ張りながらボタンを押して・・だと外れません。

ステアリングのチルトは一番下まで下げておきましょう。
メーターASSYです。ここからはコイツを分解していきます(`・ω・´)
ここからの作業は綿手袋を装着します。(汚れ付着防止のため)
黒パネル&クリアパネルをまとめて取り外します。
印のクリップ8つを押し込んで外せば取り外せます。
外れました。
クリアパネルはキズつきやすいのでどこか安全な場所に置いておきましょう。
タコメーターには時計のリセットスイッチがあるためメーターASSYからタコメーター本体を取り外して装着します。
タコメーターはメーターASSY裏側から固定されています。
印の 3本のネジを取り外します。
タコメーターが取り外せました。
同様にスピードメーターも外します。
印の4本のネジを取り外します。

※タコメーター&スピードメーター以外は取り外す必要はありません。
いよいよELパネルを取り付けます。
まずはタコメーターから。

メーター文字盤にある
印の小さなネジ 2本を外してELパネルを取り付けます。
ワッシャーをなくさないように!
続いてスピードメーターです。
こちらはメーターASSYから外してもリセットボタンが残ってしまいます。

写真のように針を若干持ち上げて、ストッパー以下の領域にもっていきます。
針を持つときはソォ〜とゆっくりと力を入れてください。ギリギリストッパーを越えるぐらいの力でいいです。
以下の手順でELパネルを装着します。
リセットボタンを先に通し、メーター針を通します。

ELパネルが装着できたらメーター針を元に戻しておいてください。

※針は軽い力でなら動かしても大丈夫ですが、無理な力をかけると軸が曲がってしまうので注意してください。
続いて燃料計にELパネルを装着します。
タコメーター&スピードメーター同様、
印の小さなネジを取り外し てから、パネルを装着してください。
燃料計同様、水温計にもELネルを装着します。
印の小さなネジを取り外してから装着します。
ストッパーが邪魔ですが、針の位置を変えながらやるとうまくいきます。
純正パネルとELパネルのクリア部分とをセロハンテープ等で軽く固定しておくと、後でクリアパネル等を装着するときにズレなくて便利です。
ビニールテープ等、分厚いテープは使わないほうが仕上がりがきれいになります。
ELパネルから出ている配線をメーター裏に隠します。
うまいぐあいに隠してください。
メーターASSYを少しカットして配線をメーターの外に出せるようにします。
今回はちょうどいい場所があったので
印の場所をニッパーでカットします。
内側から見るとココです。
ちょうどスピードメーターの裏あたりになります。
カットしたところです。
この穴にELメーターの配線を通します。
配線はバタバタしてひっかけないように絶縁テープなどで軽くまとめておきましょう。
位置にズレがないか、また汚れやホコリがないかチェックします。
黒パネル&クリアパネルを装着します。
ここまでがメーター組み込み作業となります。
メーターがつながっていた車両側のハーネスから電源を取ります。
燃料計の裏あたりに接続されている14ピンカプラーの配線を利用してやります。
写真の印の 赤/青線へ電源線を、印の黒線へ アース線を接続します。
電源線は写真のようにロックボタンを上にして一番左上の線になります。
アース線は電源線のすぐ下の線になります。
この2本線はイルミ用の線なのでバッチリでしょう(・∀・)

結線はハンダを使い確実に行います。
もちろん絶縁もビニールテープではなくて絶縁テープや自己誘着テープ等を使って確実に絶縁します。
続いて昇圧ユニットと調光コントローラーの設置に移ります。
昇圧ユニットはメーター裏の邪魔にならない部分に両面テープで貼り付けました。

メーターにカプラーを差し込み、昇圧ユニットを接続したら、バッテリーのマイナス端子を取り付け、点灯テストを行います。

昇圧ユニットの「ミー」という動作音は緑の方が少ないです。
主に青で使用する人で音が気になる方は昇圧ユニットに防音スポンジを巻いておくといいでしょう。
調光コントローラーはココへ設置することにしました。
メーター前の黒パネルに配線が通るだけの隙間を作ります。
カッターや棒ヤスリなどを使えば簡単に削れます。
今回は丸い棒ヤスリで削りました。

※裏側にクリップがあるので壊さないように注意してください!
うまい具合に配線を取り回して、両面テープで貼り付けます。
貼り付ける場所はシリコンオフ等で十分に脱脂しましょう。
調光コントローラーの設置が完了したらステアリングコラム等を元に戻して完成です。
ためしに昼間に点灯してみましたが、調光ボリュームを全開にすると青く見えます。
またスイッチひとつで緑にすることも可能です。

夜はこんな感じです。
調光ボリュームで調整しないとまぶしくて危ないかも・・