| ウィキにも書いてあるように、色温度というのは「低温では赤く、高温では青く」を表しているものですよね。 ライターの火を見ればわかりますけど、炎の中心部、一番高温の場所は青く、外側の低温の部分はオレンジ色です。
理論上、ハロゲンバルブでも、高温になればなるほど青みは強くなります。 けど、物理的な限界はありますよね。フィラメントの耐久性だとか、バルブやライトハウジングの耐久性だとか。 例えば、フィラメントの発光だけで8000kが出せるようなバルブだったら、相当な高温になると思いますよ。普通の3000k程度のノーマルバルブだって、素手じゃ触れないくらい熱いですから、そりゃもうガラスが溶けるくらいの温度になるんじゃないでしょうか。
必然的に、ハロゲンバルブで青みを付けるには、バルブに細工するしかないんだと思います。 だから、k数の高いバルブは暗いんですよ。青いカーテンを通して照らしてるわけですから。
HID光りは水銀原子のぶつかり合いで、可視光線を広範囲で放出することが出来るので、高いk数も可能なんじゃないかと思います。
そういやHIDが流行り出した当時、HIDバーナーの青みを強くする(k数を高くする)為の、バーナーに被せる青いガラス製のカバーが売ってたような気がします。
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