| おれも修行中の身なので、エラそうなことは書けないんだけど・・・・
@FRP補修は適当にやれば適当な仕上がりになると思う。 これは塗装も同じ。 実際にやって慣れるのが一番なんだけど、大体の流れとコツをいくつか紹介しておくね。
まず、割れたFRPパーツをくっつける時。 割れた面をできるだけきれいにくっつける。隙間ができないように。 そして、裏面に足付け的にキズをつけまくる。スクレーバーでゴリゴリやってキズだらけにすればいい。もちろん、脱脂もしっかり(これを意外と忘れる) んで、平面には必ず当て板をして、ラインが出るようにする。 整備簿見てもらえば分かると思うんだけど、うちは建材用のステーをクランプで挟んで使ってる。安いし、結構使えるのでホームセンターに行って買っておくといいよ〜。 できるだけがっちり固定しておくのがコツ。 表側は養生テープなり、アルミテープなりを使って目べりしておく。
FRPを貼るんだけど、裏側はマットを使って、クロス(網目になってるやつ)は使わない。クロスはマットに比べて高いしw。 まず、ポリエステル樹脂をバンパー側にハケで塗る。マットを貼ろうとしてる面積よりも少し広く。かつ、ヒビ部分にはしみこませるように。 そこにマットを置く。マットは1枚貼りせず、複数枚に分ける。 割れ目に1枚細長く張ったら、1/3程度かぶるぐらい両脇に貼り足す。 マットの端はほんのちょっとだけ毛羽立たせておくといい。 ハケでマットの上に樹脂を塗る。 脱泡ローラーは使わず、割り箸の太いほうでツンツンしてエアを抜く。 エアを抜くと透明感が増すので分かる。エアが入っていると白く見える。 ポリエステル樹脂は硬化剤の比率を守る。ドリ天に紹介されてるように多く入れると早く硬化するけど、熱でFRPが歪んでしまうことがあるのでその歪み取りを考えたらかなりの手間なので比率は守る。 たくさん分割された場合は特に歪みが顕著に出るので小さいものを集めて大きくして、大きいもの同士をくっつけるというようにした方がいい。 小さいのをひとつずつつけていくと必ずズレるから(^^;)
で、FRPが固まったら表面はひび割れたままなので、リューター等でヒビ部分を削る。 キズが広範囲な場合はサンダーで表面をごっそり落としてもいい。 先ほど貼ったFPRとご対面しちゃったら表からもマットorクロスを貼る。 貼り重ねる度合いにもよるけど、表面にクロスがくるようにすると仕上がりがきれいになるよ。 マットの場合は若干ほぐして軽くねじって細長くしておいて、削ったところに貼り付ける。デコボコしてもあとでパテと一緒に削るから気にせず。 ヒビ周辺を足付け。120番程度のペーパーでキズをつける感じ。 角張った断面はV字溝になるように削る。 フェザーエッヂが出れば理想だけど、そこまではたぶんできない。 V字にしておかないとパテを盛った時にラインが出ちゃうので注意。 パテを盛る時は押し付けるように盛る。 選択するパテも間違えないように。大まかに整形するのはファイバーパテがおすすめ。 パテ硬化後、ペーパーで削るんだけど、必ずあて板をする。かまぼこ板でOK。 まっすぐなところは定規を当ててみれば歪んでるかどうかが分かる。 アールのある部分はいろんな角度から見て納得いくまで削る。 んで、大体できたら中間パテを盛って仕上げる。 脱脂して、サフェーサーを塗ってラインの確認。 サフェ塗布後、パテ盛ってるところが分かるようだと塗装しても分かるので必要があれば中間パテを盛って修正。 巣穴があったらうす付けパテ。あまりにもでかい穴だと中間パテで。 どちらも押し付けながら盛ること。 薄付けパテは600番程度で。 薄色ならもう一度サフェ。濃色ならサフェを塗らずに本塗り。 サフェが乾燥したら1000番で、軽く表面のざらつきを取る程度に研磨。 脱脂して、本塗り。 ここから先は整備簿を見てもらえば手順は書いてあるよ〜
Aキャッチと同じ太さ、アールのU字フックを鉄板につけてネジ止めしたものをボンネット裏につけるといいよ。 その際、フックを単純に埋め込むんじゃなくて、フックを取り付けるための土台を作って、そこにナットをつけた板を埋め込んでおいて、板とフックでFRPをはさみこむようにしておけばさらにいいと思うよ〜高さ調整もできるしね。
B純正キャッチがなくても車検には通ります。 ただし、ロックが1箇所だけだとダメ。 2次ロックがないとダメ。 純正キャッチの動作を見てもらえば分かるけど、ボンネットオープナーを引いて、ロックを解除して、手を差し込みレバーを操作してボンネットを開けるという操作になる。 つまり、レバーが2次ロックになっているというわけ。 ボンピンにしていても(ボンピンが合法である前提で)、純正キャッチの2次ロックだけ生きてる状態であれば車検は通ります。(うちのイチサンがこの状態)
あ〜ながっw
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