| あーたまにありますよね室内気外気切り替えができないって。 まずはパネルの自己診断してみてはどうでしょう? エンジンかけて5秒以内にOFFボタンを5秒以上押しっぱなしにします。 そしたら全部照明が光るとおもいます。これが自己診断モードステップ1です。 ステップ1は照明がちゃんと全部つくかのテストです。 温度調節ボタンを押すとステップ1〜5+αまでが切りかわります。
ステップ2はセンサーチェックです。正常ならしばらくすると20が表示されます。センサーに異常があると20以外の数字が点滅します。 それぞれ 21=外気センサー 22=内気センサー 25=日照センサー 26=PBR を意味します。25の日照センサーですが、夜や炎天下でやるとエラーになることがありますので昼間の日陰でやりましょう。
ステップ3はモードドアチェックです。正常なら30が表示されます。 それぞれ 31=VENT 32=B/L 34=FOOT 35=D/F 36=DEF を意味します。ここでエラー表示が出たらそのモーターがおかしいってことです。
ステップ4は各出力機器の点検です。実際に風が出てきて状態を体で確認します。 まず41が表示されます。デフォッガスイッチを押すと42〜46とかわっていきます。 41 VENT 内気 フルコールド A/Cオン 42 B/L 内気 フルコールド A/Cオン 43 B/L 20%外気 フルホット A/Cオン 44 FOOT 外気 フルホット A/Cオフ 45 D/F 外気 フルホット A/Cオフ 46 DEF 外気 フルホット A/Cオン
ステップ5は各センサーの認識温度を表示します。 5が表示されているときにデフォッガスイッチをおすと外気センサー、内気センサーの順で表示されます。
+α ステップ5の「5」表示のときに風量調節ボタンを押すと±3度の範囲で温度補正ができる。 同様にステップ5の「5」表示のときに内気循環スイッチを押すとインテークドア位置を記憶する。「AUTO」の文字が消えるとエンジンを切ったときの内気/外気の設定を記憶するようになる。
以上がエアコンパネルで行う自己診断方法です。
これでも異常が出ない場合はパネルそのものがおかしい可能性が高いです。 一応正式なの診断フローチャートも書いておきます。 エアコンハーネスにつながっている16極ハーネスをはずし、キーをACCにする。コネクタの線が生えているほうから見て右端下段の電圧を測定する。約12Vあれば正常。正常ならキーをオフにし、ハーネスを接続。異常ならヒューズ、ハーネスを疑う。
次にパネルの自己診断モードに入ってステップ4を表示。 42 43 44にしたとき、オートアンプ(パネルね)の車両側コネクタを配線が生えているほう&ポッチを上に見て、下段、左から2,3,4番目の電圧を測定する。 それぞれボディーアースと接続して判断する。各Vは約なので多少の誤差はある。 42 3番0V 43&44 3番12V 43 2番0V 42&44 2番12V 44 4番0V 42&43 4番 12V ※アクチュエーターが作動終了したときの電圧を測定すること
正常ならパネルもしくはインテークドアリンク不良。異常ならインテークドアアクチュエーター、ハーネス、パネル不良と判断する。
長かったけどこれで診断してみてください。
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