| まず、ドリフトをするのであればチューニング講座にあるようなオフセットタイロッドは使わないほうがいいです。タイロッドにかかる力の具合が変わってしまうのか、タイロッドが折れたり曲がりやすくなります。
で、ロールセンター補正タイプですが、ピロタイプと純正形状タイプとありますが、シルビア系に限っていえばピロにするメリットってあまりないと思います。 純正エンドは元々金属製のボールジョイントですし。 ゴムブーツがあるから「ブッシュだ」と勘違いしてる人が割りと多いんですが、中身をあけてみればわかります。(講座のS14エンドブーツ交換が参考になるかな・・・)
ピロボールタイプの場合はピロにするという要素はあくまでおまけで、メインはタイロッドのロールセンター補正でしょう。 純正形状タイプでロールセンター補正ができるもの(ムーンフェイスのとか)もありますけどね。
ピロタイプはボールジョイントタイプより耐久性が劣ります。 また、ドリフトをしていてフロントに太いタイヤを履いたりしているとフルカウンターを当てた瞬間にエンドがポッキリ折れちゃうこともあります。 (実際にあいびり管理人のクルマが折れました。)
ということで、ロールセンター補正を目的とするならムーンフェイスタイプ、強度アップを目的とするならテインなどの一般的なエンド、街乗りやドリフトはせずにグリップのタイムアタックのみでの使用ならピロエンドを使うのがよいと思います。
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